建礼門院ゆかりの大原めぐり
源平の戦に破れて遠く壇ノ浦で滅亡した平家一門と、我が子安徳天皇の菩提を弔い大原寂光院で、終生をこの地で過ごした建礼門院。『平家物語』「灌頂巻」では大原を訪れた後白河法皇に自らの人生を語り、全巻の幕引き役となっている。そんな建礼門院ゆかりの地、大原を巡ります。まずは京都バスで「大原」まで行きましょう。スタート地点の宝泉院は京都バス「大原」から徒歩で約10分です。
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関ヶ原合戦前、徳川の忠臣・鳥居元忠以下数百名が豊臣の大軍と戦い伏見城 中で自刃。その武将達の霊をなぐさめ、自刃した床板を天井にして祀り、供養としている血天井があることで有名です。
徒歩 【約2分】
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女ひとりの歌で有名な京都大原三千院です。自然の地形を巧みに利用した境内には、豊臣秀吉の建立と伝える客殿や宸殿が建ち、有清園・聚碧園と呼ばれる2つの美しい庭園があります。敷き詰めた苔に散り落ちた赤や橙の色模様も見事。門前もカエデのトンネルで、頭上を覆う紅葉にも感激します。
徒歩 【約25分】
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建礼門院徳子は、1185年に入寺し、真如覚比丘尼と称しました。源平の戦に破れて遠く壇ノ浦で滅亡した平家一門と我が子である安徳天皇の菩提を弔い、終生をこの地で過ごしました。後白河法皇が寂光院に隠棲した建礼門院を訪ねられたことは「平家物語」の謡曲「大原御幸」に謡われています。
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