京都、戌年に行ってみたい寺社

京都で、戌にちなんだ寺社です。戌年の守護仏は阿弥陀如来、守り神は八幡神ですので、阿弥陀如来さんや八幡さんにちなんだ寺社にお参りしてみるのは、どうでしょうか。ここでは、戌や犬に、ゆかりの寺社を紹介。なお、表題の写真の犬さんは、おみくじです。左から八坂神社、北野天満宮、豊国神社、三宝寺のだるまみくじ、北野天満宮のとりさんのおみくじです。干支のおみくじがあるのは、上賀茂神社、北野天満宮、八坂神社、石清水八幡宮、城南宮、豊国神社、八大神社、平等寺などですが、正月期間限定のところが多いようで、下鴨神社のように年に一日だけ初干支祭の日限定のところもあります。経験上、北野天満宮、豊国神社は通年置いてあるようです。

1.下鴨神社

下鴨神社本殿の前庭に、各干支の守り神を祀った社「言社」があります。どこも大国主命の別名で言霊の働きによって呼び名が変わっています。戌年は寅年と同じで大己貴神の社です。生まれ年の干支ごとに、お参りをしている方が多いです。

2.いなり大神

伏見稲荷大社の裏参道にある、いなり大神。小さな社ですが、ここに行くと全ての干支の動物の像が祀られています。自分の干支やその年の干支の像にお参りしてみてはどうでしょうか。

3.三宝寺

鳴滝の妙見さまとして知られる三宝寺。戌年の守り神としても信仰があついところです。奥の階段を登りきる、その少し手前に、母犬とかわいい3匹の子犬たちの像があります。子宝犬の像ともいわれています。最近は、ペット供養のお寺としても知られているようです。

4.即成院

泉湧寺塔頭の即成院。弘法大師を高野山に導いたと言われる犬が、阿吽の狛犬として鎮座しています。狛犬の位置に鎮座しているのですが、驚くほど普通の犬さんの姿です。

5.高山寺

世界遺産にもなっている高山寺。鳥獣戯画で有名ですが、明恵上人が愛したと言われる犬の像があります。湛慶の作と伝えられています。

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