京都の観光スポット

おたぎねんぶつじ

愛宕念仏寺

歴史

911年(延喜11)醍醐天皇の勅願により比叡山の僧、千観阿闇梨によって中興されたと伝えられています。当初は、現在の建仁寺の南側にありましたが、1922年(大正11)にこの地に移されました。
本堂は度々移建され、補修を加えられてきていますが鎌倉時代中期の和様建築の代表的な遺構で国の重要文化財に指定されています。堂内にある木造千観内供座像は、口を開いて念仏を唱える千観の姿をしており、鎌倉時代の肖像彫刻の逸品です。また地蔵堂には、愛宕山本地仏の火除地蔵菩薩坐像が安置されています。境内には、1512年(永正9)の造刻銘のある石塔をはじめ、1200体にも及ぶ羅漢像がところ狭しと建ち並んでいます。

やさしい、お顔の1200体の羅漢さんが迎えてくれます

境内の1200体もの羅漢さんは、寺の復興を祈念して昭和54年から10年間、1200人の一般の参拝者自身の手によって彫られました。そのため、一体一体がとても個性的。猫を抱いていたり、杯を交わしていたり、笑っていたり、何か難しい顔をしていたり・・・。一つとして同じ羅漢さんはなく、訪れる人々を和ませてくれます。

大祭日以外の毎月24日に13:30より住職による法要を法話を行っています。

別名
千二百羅漢の寺
所在地
〒616-8439 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町 2-5
TEL
075-285-1549
FAX
075-856-1231
正式名
等覚山 愛宕念仏寺
山号
等覚山(とうがくざん)
宗派
天台宗
本尊
厄除千手観音
創建
8世紀中頃
開基
稱徳天皇
文化財

本堂・木造千観内供坐像(国・重要文化財)

ご利益

厄除け


料金

300円(小中学生無料)

時間

8:00~17:00 (閉門 16:45)

駐車場

有り(10台分、無料)

交通アクセス

京都バス「愛宕寺前(おたぎでらまえ)」下車、徒歩すぐ

公式ウェブサイト
http://otagiji.com/
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※ [  ] 内は、愛宕念仏寺からの直線距離

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