京都の観光スポット

きたのてんまんぐう

北野天満宮

  • 梅の名所
  • 紅葉の名所

京都の人々からは北野の天神さんと呼ばれ、親しまれている北野天満宮、京都では御所の四方の鬼門の北西を護っています。この社は学問の神様で知られる菅原道真公をお祀りする、全国の天神様、天満宮の総本社です。平安時代・天暦元年(947年)に現在の北野の地に朝廷によって道真を祀る社殿が創建され、歴代の朝廷や将軍家、武家などが造営や修復をしています。
太閤さん好みの現在の豪華な社殿は慶長12年(1607年)秀吉の子、秀頼が建造し、拝殿に道真公が祀られ、石の間でつなぎ本殿・楽の間と複合される八棟造(権現造)と称され、日光東照宮にも利用されています。創建以来、千有余年の北野さんには数多くの国宝・重要文化財が奉納されていますが、中では四百有余年と新しい桃山時代から今も残る稀少な社殿も国宝に指定されています。

見どころ梅苑・もみじ苑

道真公が京の都を去る時に「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」拾遺和歌集と詠まれ、こよなく梅を愛でたと有名ですが、道真を慕う庭木たちは飛桜伝説、飛松伝説を残し、飛梅伝説のように梅だけは見事その日一夜のうちに道真の暮らす大宰府まで飛んでゆき、太宰府天満宮の樹齢千年を超える白梅となり、梅のなかではいちばん先に咲き始めると言います。北野天満宮の梅苑は1,500~2,000本の梅が植えられ、例年2月初旬に公開され3月下旬まで公開される予定です。(梅苑入苑料600円・茶菓子付)
もみじ苑は、例年11月初旬より12月初旬まで公開され、豊臣秀吉が土塁として築いた史跡「御土居」の一部が残り、苑にはイロハモミジなど約250本の自然林が広がります。御土居には紙屋川が流れ、赤や黄に見事に染まった木々が水面に映え、錦秋の世界へ誘います。この御土居の公開に合わせて、ライトアップが行われるほか、もみじ苑内などでさまざまな催しが行われます。(もみじ苑入苑料600円・茶菓子付)
梅苑・もみじ苑とも公開中は宝物殿も公開されています(入館料300円)

天神さん

一の鳥居から楼門までの広い参道、ここでは毎月25日に道真公の御縁日として、終日境内周辺にたくさんの露天が立ち並び、「天神さん」と呼ばれ親しまれています。また、1月は初天神、12月は終い天神と呼ばれ、多くの人々が訪れ、境内は賑わい、日没後も境内がライトアップされます。

なで牛

境内のいたるところに寝そべった牛がいます。十数体ものなで牛の像があり、体の悪い部分を撫でると病気やケガが治ると言われています。しかし、一体だけ本殿に立ち上がろうとする、未だ謎の唯一の立ち牛が彫られています。

別名
天神さん、北野さん
所在地
〒602-8386 京都市上京区御前通今小路上る馬喰町
TEL
075-461-0005
FAX
075-461-6556
正式名
北野天満宮
創建
947年(天暦1)
文化財

本殿・石の間・拝殿・楽の間・紙本着色北野天神縁起8巻(国宝)
中門・廻廊・後門・絹本著色舞楽図ほか(国・重要文化財)

御祭神
菅原道真公
例祭
8月4日
ご利益

学業成就・学力向上祈願・入試合格祈願・各種試験合格祈願


料金

境内無料

時間

9:00~17:00(受付時間)

駐車場

有り

交通アクセス

JR嵯峨野線「円町駅」から(西ノ京円町バス停)市バス「北野天満宮前」下車、すぐ
JR「京都駅」から市バス「北野天満宮前」下車、すぐ

公式ウェブサイト
http://www.kitanotenmangu.or.jp/
備考

駐車は、参拝時間内に限ります。
毎月25日は、縁日のため駐車できません。

近郊の観光スポット

※ [  ] 内は、北野天満宮からの直線距離

近郊の食事処

※ [  ] 内は、北野天満宮からの直線距離

※このページの内容は掲載時点での情報です。変更となる可能性がありますので、お出掛けの際は事前にご確認ください。

ボランティアスタッフ募集中
京都貴船 川床料理 べにや

ページのトップに戻る