京都の観光スポット

こうみょうじ

光明寺

  • 紅葉の名所

法然上人ゆかりの地

法然を慕い帰依した、弟子の蓮生(れんせい:熊谷次郎直実)が、1198年(建久9)にこの地に念仏三昧堂を建立したのが始まりです。後にここで法然の遺骸を荼毘に付し、廟堂が建てられました。法然の石棺から、まばゆい光明が発せられたと伝えられています。四条天皇はそのことを聞いて、光明寺の勅額をあたえたといいます。

見どころ

西山に位置するこの地は、紅葉の季節には「もみじの参道」と呼ばれ、鮮やかな真紅に圧倒されます。

長岡京市指定文化財 有形文化財(建造物)

当寺は西山浄土宗の本山で、寺伝によれば、建久九年(1198年)に蓮生法師(熊谷次郎直美)により創立され、法然上人を開山第一世としています。境内は広く、洛西一の伽藍を誇り、主要な建物は山内に点在して廊でつながれています。応仁、元亀、天正の兵火にあい、江戸時代には享保十九年(1734年)の火災により消失し、大半の建物はそれ以後の建立です。
 
總門をくぐり、美しい石畳の参道を登ると、正面に壮大な御影堂が、その右奥には阿弥陀堂があります。御影堂は宝暦三年(1753年)の再建で、派手な装飾はないが全体的構成の精美性を意匠の主眼としたものです。阿弥陀堂は寛政十一年(1799年)の建立で、本堂より少し華やかな造りになっています。御影堂の後方にある御廟は明暦二年(1656年)の再建で禅宗様を基調とした華麗な造りです。軒下回りの組物には多くの彫刻が施され、廟内の板壁は飛天や雲、蓮の花などが極彩色で描かれています。その前にある拝殿は山内では最も古い承応二年(1653年)の建築です。御影堂の左下には、元文元年(1736年)の釈迦堂、勅使門があり、庫裏、講堂へと続きます。天保四年(1833年)に建立された講堂は食堂とともに浄土宗寺院でも檀林(仏像の学問所)に関する類例の少ない遺構群であります。
 
平成五年二月 長岡京市教育委員会
 
(境内、駒札より引用)

寺内、主要建造物

・御影堂(本堂) 附 棟札三枚 渡廊下(本堂・阿弥陀堂間)
・阿弥陀堂 附 棟札三枚・釈迦堂・勅使門・経蔵
・観音堂・鐘楼 附 銘札一枚・總門・薬医門・御廟
・御廟拝殿 附 御廟門・石柵・勢至堂・納骨堂
・大書院 附 玄関(棟札一枚)・講堂・食堂・衆寮門
 

所在地
〒617-0811 長岡京市粟生西条ノ内26-1
TEL
075-955-0002
FAX
075-953-2264
正式名
西山浄土宗総本山 光明寺
山号
報国山
宗派
西山浄土宗
本尊
阿弥陀如来
創建
1198年(建久9)
開基
蓮生、法然(開山)
料金

無料(紅葉期を除く)

時間

9:00〜16:00(紅葉期を除く)

駐車場

なし

交通アクセス

阪急電車「長岡天神駅」から阪急バス「旭が丘ホーム前」下車、徒歩約5分

公式ウェブサイト
https://komyo-ji.or.jp/
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※ [  ] 内は、光明寺からの直線距離

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