禅寺の桜枝垂れ
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西芳寺総門
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西芳寺の総門
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苔寺 青もみじ
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紅葉しぐれ
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苔寺 こけでら

  • 西芳寺

西芳寺(苔寺)

「西芳寺」が正式の名称ですが、一般には「苔寺」といわれています。約120種の苔が境内を覆い、緑のじゅうたんを敷きつめたような美しさから苔寺とも呼ばれるようになりました。
臨済宗の寺院。山号を洪隠山と称し、本尊は阿弥陀如来、開山は行基、中興開山は夢窓疎石です。
西芳寺は応仁の乱で殆んど全ての建物は焼失。江戸時代には2度にわたって洪水にも見舞われて荒廃しました。枯山水であった庭園が荒れ果ててしまい、今日のように苔でおおわれるのは江戸時代末期に入ってからのようす。すぐそばに川が流れる谷間、という地理的要因が大きいとされています。
西芳寺はかつては誰でも参観できる観光寺院でしたが、今現在は一般の拝観を中止し、往復はがきによる事前申し込みが必要となっています。拝観時は、写経などの宗教行事に参加することが条件となっています。

境内東側は黄金池を中心とした苔の庭園であり、東側には本堂(西来堂)、書院、三重納経塔などがあります。庭園内には湘南亭、少庵堂、潭北亭(たんほくてい)の3つの茶室があります。境内北側には枯山水の石組みがあり、開山堂である指東庵が建っています。
本堂には、堂本印象の筆による襖絵があり、本尊阿弥陀如来が安置されています。
湘南亭(重要文化財)は、 夢窓疎石の時代に建てられ、その後荒廃していましたが、千利休の次男・千少庵によって再興されたと伝えられる茶室です。


拝観に当たっては事前にお申し込みが必要です。
お寺の方にお問い合わせください。

ミシュラングリーンガイド

【西芳寺(苔寺)】が三ツ星に選ばれています。

所在地
〒615-8286
京都市西京区松尾神ケ谷町56
TEL
075-391-3631
正式名
西芳寺
創建年
天平年間(729年~749年)
山号
洪隠山
宗派
臨済宗
本尊
阿弥陀如来
開基
行基
文化財
湘南亭(国・重要文化財) 庭園(国・史跡、特別名勝)
料金
祈祷料としてお一人様3,000円(要事前申し込み)
駐車場
無し
交通アクセス
市バス「苔寺道」下車
京都バス「苔寺」下車
公式Webサイト
http://www.pref.kyoto.jp/isan/saihouji.html
備考
入場開始:時間指定
(往復ハガキの返信にて通知)
予約方法:往復ハガキに希望日、人員、代表者名住所を明記。2ヶ月前から受付1週間前までに必着のこと。

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