京都の観光スポット

ほうきょういん

宝筐院

  • 紅葉の名所

平安時代に白河天皇の勅願により創建されたと伝えられ、当初善入寺(ぜんにゅうじ)と称していましたが、南北朝時代に夢窓疎石の高弟 黙庵周諭(もくあんしゅうゆ)が再興し、室町幕府二代将軍、足利義詮によって一時観林寺と改名されました。さらに義詮の没後、その院号、宝筐院に因んで現在の寺名に改められました。以後、足利氏歴代の崇敬を得て栄えたが室町幕府の衰亡と共に寺も衰微していきました。

見どころ

思いのほか奥行きのある境内に、楓(かえで)の木々が続き格別の美しさ。色とりどりの楓と苔のコントラストがなんとも美しく風情がある景色と言えるでしょう。入口から門をくぐり、石畳の道の両脇を紅葉が空を覆い、トンネルを作ります。

楓に包まれた境内参道を進むと、生前敵同士であった室町幕府二代将軍足利義詮の墓と、楠木正成の子正行の首塚が仲良く並んで建っています。これは義詮が正行の人柄を慕い、そばに葬るように遺言したためといわれています。

所在地
〒616-8424 京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9-1
TEL
075-861-0610
正式名
宝筐院
山号
善入山
宗派
臨済宗
本尊
木造十一面千手観世音菩薩立像
創建
平安時代
文化財

絹本著色足利義詮像(重要文化財)

料金

大人、大学生、高校生500円
中学生、小人200円

時間

9:00~16:00(11月は16:30まで)

駐車場

無し

交通アクセス

市バス「嵯峨釈迦堂前」下車、徒歩約3分
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩15分

公式ウェブサイト
https://www.houkyouin.jp/index.html
備考

三脚・一脚持参者は拝観不可

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※ [  ] 内は、宝筐院からの直線距離

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