京都の観光スポット

ほうりんじ

法輪寺

眺めのいいお寺

嵐山渡月橋のすぐ近くに位置する山の中腹にあります。高いところにあるので、京都市内が一望できる隠れ絶景スポットです。『枕草子』や『梁塵秘抄』、『今昔物語』などにも 登場する古いお寺で、弘法大師空海や、空也上人にもゆかりがあります。

本尊は虚空蔵菩薩です。日本三大虚空蔵と称される一つです。「嵯峨の虚空蔵さん」と呼ばれ親しまれています。行事として有名なのが「十三まいり」と「針供養」です。針供養は皇室で使用された針をご供養する為に天皇の命により行われる様になりました。今でも12月8日の針供養には皇室よりお預りした針がご供養されています。

十三まいり

3月13日~5月13日に行われます。数え年13歳になった男女が知恵を授かり、健康を願って参拝に訪れます。参拝後から渡月橋を渡り終えるまで決して後ろを向いてはいけないと言い伝えられています。「後ろを振り向く事によっていただいてきた知恵が本堂に帰ってしまう」と言われています。

針供養

皇室で使用された針の供養を命ぜられたことに始まり、平安時代から行われています。
2月8日と12月8日の「針供養」では、全国から集まった針の供養をし、技芸上達を祈願。一所懸命働いてくれた針を蒟蒻にさして休んでもらおうと、法要の際、蒟蒻に飾り糸の付いた長い針を刺して供養します。

大変珍しい電気・電波(通信)の神様と、ユニークな御守

法輪寺の境内には、鎮守社として電電宮があります。電電陰陽融合光源の徳を祖とするという電電明神が祀られています。あらゆる電気関係の業種業界のほか、コンピュータ関連の業界からも厚く信仰を受けています。参道には電気・電波関係者の霊を顕彰する電電塔があり、そこには電気研究者の代表トーマス・アルバ・エジソン、電波研究者の代表ハインリヒ・ルドルフ・ヘルツの両名の肖像が掲げられています。
そんなお寺らしい一風変わった御守があります。それはマイクロSD御守です。もちろん、普通のマイクロSDとして使うことができ、容量は2GBで変換用のアダプタもついています。中にはご本尊のありがたいjpg画像が入っており、携帯電話の待ち受けにすることができます。

別名
虚空蔵法輪寺、嵯峨虚空蔵、嵯峨の虚空蔵さん
所在地
〒616-0006 京都市西京区嵐山虚空蔵山町
TEL
075-862-0013
正式名
法輪寺
山号
智福山
宗派
真言宗五智教団
本尊
虚空蔵菩薩
創建
伝・713年(和銅6年)
開基
伝・行基、元明天皇(勅願)
文化財

法輪寺参詣曼荼羅(府・文化財)

料金

無料

時間

9:00~17:00

交通アクセス

JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩5分
京福電気鉄道嵐山本線「嵐山駅」下車、徒歩4分
阪急嵐山線「嵐山駅」下車、徒歩2分
京都バス・市バス「嵐山」バス停下車、徒歩3分

公式ウェブサイト
https://www.kokuzohourinji.com/
近郊の観光スポット

※ [  ] 内は、法輪寺からの直線距離

※このページの内容は掲載時点での情報です。変更となる可能性がありますので、お出掛けの際は事前にご確認ください。

ボランティアスタッフ募集中
京都貴船 川床料理 べにや

ページのトップに戻る