京都の観光スポット

あたごじんじゃ

愛宕神社

愛宕さん

京都市最高峰の霊山である愛宕山にあり、古くから火伏(防火・鎮火)に霊けんある神社とされ、全国900余社ある愛宕神社の総本宮。京都では「愛宕さん」の愛称で呼ばれています。「火迺要慎(ひのようじん)」と書かれたお札は京都市民にとってはお馴染みの存在です。
 
今は愛宕神社と呼ばれていますが、かつては修験道場として栄えた「白雲寺」であり「愛宕権現」とも呼ばれていました。修験道七高山の一つともされ、「伊勢へ七たび 熊野へ三たび 愛宕まいりは月まいり」と言われるほど隆盛し、全国へとその信仰が広まっていったと言われています。

千日詣り

毎年7月31日の夜から8月1日の早朝にかけて参拝すると、千日分のご利益があるとされる千日詣があり、一晩中多くの参拝者で埋め尽くされます。京都では3歳になるまでに愛宕山にお参りすると、生涯火からの災難に遭わないとされているので子連れの参拝者も少なくありません。

戦国武将

愛宕山は古くから戦国武将に信仰されてきました。明智光秀には「本能寺の変」の直前に愛宕山でおみくじを引き、何度も凶が出たという逸話があり、その後開かれた連歌「愛宕百韻」では発句で「ときは今 あめが下しる 五月かな」と天下取りの野望とも取れる歌を詠んでいます。
その他、東北の伊達政宗の愛宕信仰は篤く、家臣である片倉小十郎の兜には「愛宕山大権現守護所」のお札が貼られていたほどです。

別名
愛宕さん
所在地
〒616-8458 京都市右京区嵯峨愛宕町1
TEL
075-861-0658
FAX
075-881-7332
正式名
愛宕神社
創建
703年(大宝3)
文化財

本殿(国宝・重要文化財)

御祭神
伊弉冉尊・埴山姫神・天熊人命・稚産霊神・豊受姫命
例祭
9月28日
ご利益

火伏せ・防火


料金

無料

時間

9:00~16:00

駐車場

自家用車100台分 500円~1000円
(千日詣の日は250台分予定)

交通アクセス

京都バス「清滝」下車、徒歩約90分~120分

公式ウェブサイト
http://atagojinjya.jp/

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