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祇園祭 綾傘鉾2017宵山 棒振囃子

閲覧数 32 投稿日 2017/07/19

棒振囃子に先立ち、迫力ある口上が始まると、行きかう人も足を止め、視線は釘づけ。
「すみからすみまでずずずいと!」と両手を大きく広げると、これから始まる棒振りへの期待もますます高まり、歓声が上がります。

締太鼓が始まります。
"巡柱(じんちゅう)"と呼ばれる二人一組になり、一人が支え、もう一人が打ちます。
座っていた姿勢からだんだん立ち上がったかと思うと、ゆっくりと踊り始めます。
一般に、日本のものは「舞う」、西洋のは「踊る」と表現されますが、これは水平の動きが中心なのが舞で、上下に揺れる動きが踊りだという違いによるそうです。
この棒振は「棒振踊り」の名のごとく、躍動感ある縦揺れの動きです。

そして棒を操る"棒振り"も、同じく躍動的に踊ります。こうして疫病や悪鬼を呼び集めています。
だんだんと太鼓の拍子が速まり、それにともなって鉦も笛も。そして棒振りも早まり、まるで吸い込まれるような感覚でした。
呼び集めた厄を棒で払い、太鼓で退治していきます。

この棒振り囃子、"壬生六斎念仏講中"の皆様によって綾傘鉾に奉仕され、保存継承されています。
小さな子どもから大人まで、幅広い年齢層です。

「六斎念仏」とは、平安時代に空也上人の考案した踊念仏と呼ばれる、鉦を打ち鳴らして複数で踊りながら念仏を唱和しているのに由来しているそうです。
(六波羅蜜寺では、年末、その踊念仏である「空也踊躍念仏」を今でも見ることができます)
その後、江戸時代に京都近郊で念仏以外の流行歌が演奏され始め、現在の六斎念仏踊りの形となりました。
ちなみに壬生寺では毎年、盂蘭盆会の時期の8月9日に、重要無形民俗文化財に指定されている壬生六斎念仏が奉納されます。

この日、舞台に上がって鉦を叩く人たちの中にも、子どもがいました。そして見守る人の中にも小さな男の子が・・・。
鉦も、それを叩くための「すりこ」も持ってはいませんでしたが、音に合わせて一生懸命に鉦の演奏を真似ている背中が印象的でした。
祇園祭は「町衆の心意気」とよく耳にしますが、その継承の姿を目にしたような思いがします。

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