写真提供:京都一の傳

京町家で老舗の味を

京都一の傳はもうすぐ創業100年を迎える、京都の代表的な伝統料理「西京漬」の老舗ブランドです。錦市場にほど近い京町家の情緒ただよう本店では、永年受け継がれてきた秘伝の西京漬「蔵みそ漬」を購入できるだけでなく、2Fではお食事をいただくこともできます。ということで錦市場をこえて京都一の傳 本店さんに行ってきました!四条通から柳馬場通りを北上、錦市場を横切ってしばらく行くと右手に趣のある建物が目に入ります。京都一の傳 本店です。

京都一の傳 本店の京懐石ランチ

2階では、月替わりのおもてなし料理をいただくことができます。ただし人気のため予約をしておくことをおすすめします。3名様からは個室(3~16名)でいただくこともできます。観光客や若い女性のグループにも人気だそうです。

今月のお料理は、京都一の傳 公式サイト にてご確認ください。

取材に伺ったのは四月。まず最初に京都一の傳の「一」の文字をかたどった一文字皿に盛り付けられた前菜からいただきます。続いて椀物、蒸物、焼きたての西京焼き、水物へと続く京懐石のコースです。菜の花など旬の素材が盛り込まれた前菜、桜香る道明寺に海老のそぼろを射込んだ桜蒸し椀、若筍煮と春を感じるお料理をいただいた後、いよいよ銀だらの「蔵みそ焼」です。

京都一の傳こだわりの西京漬「蔵みそ漬」

京都一の傳といえば、なんといっても定番の西京漬です。京都一の傳の西京漬について広報の藤井さんにお尋ねしました。「まず魚ですが、最も脂がのる旬の時期に獲れた魚だけを厳選し、おいしい部分だけを贅沢に使用します。その魚を漬ける味噌床は、京都でも有数の老舗から特別に取り寄せた西京味噌、1791年創業の京都・伏見の蔵元である松本酒造の本格派純米料理酒'厨酒(くりやざけ)'、1879年創業澤井醤油本店の'丸大豆2度熟成醤油'、塩の名産地赤穂近海の海水を100%使用した赤穂塩を使用しています。さらに、どなたでも安心して召し上がれるように添加物は一切使用しておりません。また、「蔵みそ漬」は昔ながらの「本漬け」と呼ばれる製法で作っております。丁寧に切り分けた魚をたっぷりの味噌床で二昼夜以上じっくり漬け込みます。その際にはお客様に常に一番美味しい西京漬を提供できるよう、季節や温度、魚の種類、形によって漬け込む時間を調整しております。」とのこと。ものすごいこだわりと職人技です。脂がのってふっくらとした食感の西京漬を口に入れると甘みと旨味が口一杯に広がると共に身がとろけていきます。思わずご飯をかき込みたくなりました。

3月9日は西京漬の日!

京都一の傳さんは3月9日を西京漬の記念日として登録されています。なぜ3月9日なのか?実は3月7日は魚の日。その魚を2昼夜かけて西京漬は作られるので3月7日に2日足して3月9日が西京漬の記念日、というわけです。

京都一の傳 本店のお食事のこだわり

お出汁は、「島物」と呼ばれる稀少な利尻天然昆布と枕崎産の鰹節「本枯節」を贅沢に使い、旨味を最大限に引き出した「一番出汁」のみを使用。メインの西京漬は、一切れ一切れ遠火の中火にじっくりかざしジューシーな飴色に焼き上げられます。ご飯は京丹後のA5ランクのお米を使用。一席ごとに土釜が用意され炊きたてをいただくことが出来ます。これはもう西京漬のお店で西京漬をいただくというよりは、料亭で京懐石をいただくという感覚でした。「お昼の月替わりコース」はお一人様3,850円(2018年4月現在)です。

本日の取材で感じたのは京都一の傳さんはひとつひとつの物事に対してこだわりが凄い、ということです。これは接客に関しても感じることができました。逆に言えばこれだけこだわりを持って取り組まれているからこそあの絶品の西京漬や京懐石料理を美味しく、心地よくいただくことが出来るのだな、と感じました。

1階ではお買い物も

1階は、お買物フロアとなっています。贈り物やお返しの品としては勿論のこと、ご自宅用や京都のお土産にもぴったりです。購入した商品はその場で全国発送することも可能です。伺った日も多くのお客さんで賑わっていました。

人気の「銀だら」、おすすめの「銀ひらす」。贈答用にも。

全部の商品がおすすめなのは承知のうえで、「特におすすめの西京漬はなんですか?」とお尋ねしてみました。まず最初にあがったのは一番人気の「銀だら」。抜群の脂乗りの身が口に入れた瞬間とろける絶品です。またブリのような食感の「銀ひらす」もおすすめとのこと。こちらはお値段も少しリーズナブル。またお家で焼くのがなかなか難しいといった方のためにあらかじめ焼いた「蔵みそ漬」を袋のまま温めるだけの「焼き蔵みそ漬」や、贈答用にぴったりの詰め合わせなど多様なニーズに応えてくれるのが嬉しいところです。

京都一の傳の新ブランド「傳」

「まだ誰も食べたことのない、これまでにない西京漬をお届けしたい。」という思いから生まれたのが京都一の傳の新しいブランド「傳(でん)」。「これまでにない西京漬で、唯一無二の歓びを送る」がコンセプトだそうで、京都一の傳が永年培ってきた秘伝の技術と豊富な経験をもとに素材にも製法にもこだわり、惜しみない手間ひまと贅を尽くした唯一無二の西京漬が2018年4月14日からWebで限定発売されています。大切な方への特別な贈り物にピッタリです。
http://www.shop-ichinoden.jp/den/

京都一の傳 本店情報

所在地
〒604-8121 京都市中京区柳馬場通り錦上る十文字町435番地
TEL
075-254-4070(お食事専用ダイヤル)(受付時間 10:00~18:00)
時間
1階 10:00~18:00
2階 11:00~16:00(L.O.14:30)
駐車場
なし
アクセス
京都市営地下鉄 烏丸線四条駅・阪急電鉄烏丸駅下車 13番出口 徒歩8分
京都市営地下鉄東西線京都市役所前駅、烏丸御池駅下車 3番出口 徒歩10分
サイト
http://www.ichinoden.jp/
定休日
水曜日(水曜日が祝日の場合、翌木曜日)、12月31日~1月4日
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