京都の春フォトコンテスト2013

審査員紹介

大西清右衛門

大西清右衛門

大西清右衛門(おおにしせいうえもん)
千家十職の釜師・大西家の十六代当主。
昭和36年に十五代清右衛門の長男として京都市に生まれる。大阪芸術大学美術学部彫塑科卒業。平成5年に十六代を襲名し、平成10年、初個展を京都で開催するとともに、工房を設ける京都市中京区釜座町に「大西清右衛門美術館」を開設、館長に就任する。

平成8年に芦屋釜の幻の技法とされた「挽き中子技法」の再現に成功、平成18年には歴代中の名手・二代浄清作「夜学釜(慈照寺蔵)」の復元に成功するなど、過去の技法や名品を手本とし、新たな創造を試みている。

平成15年、京都市芸術新人賞受賞。平成18年、京都府文化賞奨励賞受賞。
著書に『茶の湯の釜』。

大西清右衛門美術館

京都・三条釜座にて約4百年にわたり「茶の湯釜」の伝統と技を守り続ける千家十職の釜師・大西家に伝わる茶の湯釜と茶道具類を公開。春・秋季に企画展を開催し、会期中には茶会や講演会、茶の湯釜の名品を手にふれながら楽しむことのできる観賞会などのイベントを開催。

大西清右衛門美術館 http://www.seiwemon-museum.com/new/index.html

平成25年春季企画展 大西家の近代 ―浄長・浄中・浄心― 平成25年3月5日(火)―6月30日(日)

明治から昭和初期にかけて活躍した三代にわたる釜師・大西家当主、十三代浄長・十四代条中・十五代浄心の作品に迫ります。
彼らが生きたのは変動の時代でした。茶の湯文化の復興に尽くした浄長、度重なる戦乱の余波を受けながらも懸命に制作の道を模索した浄中、経済成長の只中を担った浄心。
伝統的なスタイルを真摯に継承しつつ、それぞれの時代に向け、新たに息吹を吹き込んだ作品の数々を一堂にご覧いただきます。

開館時間 午前10時―午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料 一般800円、大学生500円、高校生以下無料、お茶席一名様500円(団体の場合は要予約)

後援 京都府/京都市/京都府教育委員会/京都市教育委員会/京都市内博物館施設連絡協議会/NHK京都放送局

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