ご賛助企業紹介 － 京都の伝統、お手軽に －
田中長奈良漬店
改めて、京都のなら漬けと聞くと不思議な感覚ですが、京都ではお使い物などの奈良漬けは田中長さんに買いに行くものと思っていました。それもそのはずで田中長さんは江戸・寛政元年（1789年）の創業です。
みりん都錦の製造を生業とされていたそうですが、初代和泉屋（田中）長兵衞さんが辛口の保存食で、漬物の中では高級品の奈良漬に自社のみりん都錦の風味を加え、手間と時をかけてまろやかな香味を醸す京都らしい奈良漬を考案され、都錦味淋漬は始まりました。当時から大変な人気で注文が多く生業のみりんの製造が間にあわなくなったそうです。京のなら漬、「都錦味淋漬」は田中長奈良漬店の商標として登録されています。
瓜の収穫は年に1度、また漬けておくのに2年間を要す、京のなら漬 都錦味淋漬の製造方法は創業以来大きな変化はなく、多くの製造工程は、職人さん達の手仕事によるものです。
現場の職人さん達は、都錦味淋漬のまろやかな香味を醸しだすには、時間はかかりますが伝統の製法を守ることが最良であると肌で感じておられ、「時間こそが最高の調味料である」を信念に、京のなら漬 都錦味淋漬を作られています。
今回のフォトコンテストには都錦味淋漬小袋セット「うり（小）」「すいか」「きゅうり」x各1袋入を２セットご提供いただきました。
田中長奈良漬店のなら漬けは、日本にとどまらず本場フランスの3つ星フレンチレストランのメニューにも隠し味として使用されているそうです。 この機会にまろやかな京都のなら漬けを是非ご賞味ください。
都錦の名前は、古今和歌集巻一 春歌
花盛に京を見やりて 素性法師
「見渡せば 柳桜を こきまぜて みやこぞ春の 錦なりける」
に由来するそうです。
まろやかな香味を醸す味淋漬は、みりんの商標であった“都錦”を頭に付け都錦味淋漬と名付けて販売されています。 これが田中長奈良漬店の奈良漬を、あえて（京のなら漬）都錦味淋漬と呼ぶ由縁だそうです。
田中長奈良漬店
〒600-8421
京都市下京区綾小路通烏丸西入童侍者町１６０番地
- TEL
- (075)351-3468
- FAX
- (075)351-4520
- post@tanakacho.co.jp
- 公式サイト
- http://www.tanakacho.co.jp/
- 特集京の老舗
- 田中長奈良漬店
- 髙島屋京都店地下１階食品売場 田中長奈良漬店
- 大丸京都店地下１階食品売場 田中長奈良漬店
- ＪＲ京都伊勢丹地下１階食品売場 漬物売り場
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