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智積院の梅が見頃を迎えていました。五色に映える春の兆し。小雪ちらつく中ですが、春が遠くないことを感じました。

西賀茂、正伝寺。D.ボウイも愛してよく訪れたという枯山水の庭は雪景色も趣深いもの。

比叡山を借景とした正伝寺の獅子の子渡しの庭。冬の澄んだ空気にはっきり臨めます。

妙満寺の雪の庭。書院に座して眺める景色にはいつも和まされます。

大原、三千院から勝林院の間の川にかかる茅穂橋。欄干の朱色が雪の白に映えます。

大原、実光院といえば庭に咲く不断桜。冬でも可愛らしい花を咲かせていました。この日は雪の白粉。日に光る雪が水晶のよう。

大原、宝泉院。どの季節も書院の眺めが素晴らしいところですが、雪の庭もぜひ見たいところ。出町柳からバスに揺られて３０分。京都で雪が降ったら訪れたいお庭。

週末の寒波で積雪となったつ詩仙堂。市内中心部の雪は解けていましたが、こちらは綺麗に残っていました。少し日が差しているのもまた美しい。

詩仙堂、庭に万両が赤い実をたくさんつけていました。雪の白に映えて、一層縁起がいい様子。

詩仙堂、庭の通路が雪で十字架のように（仏教寺院ですが）なにか神秘的。

妙心寺塔頭寺院の天球院。重文の狩野山楽、山雪の障壁画（高精度複製）が見事。境内では蝋梅の花が咲き、甘い香りを漂わせていました。

妙心寺塔頭寺院、麟祥院。京の冬の旅で特別公開中。春日局の菩提寺を拝観できるいい機会。

京の冬の旅で公開されている妙心寺塔頭寺院、龍泉庵。禅寺の様式が随所に見られ、狩野探幽の観音・龍虎図、方丈前の枯山水など見所たくさん。普段公開されていない寺院にもこんなところがあり、京都の奥深さを知らされます。

妙心寺、龍泉庵。方丈前庭を書院の奥から。花をつけていない梅の木が枝ぶりが、かえって存在感を放っていました。でも花がつけたころにももう一度見てみたい。