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しんしんと雪が降り続いた週末の大原。宝泉院は意外と多くの方が参拝に。冷えた体にお抹茶とお菓子で眺める水墨画のような雪の庭園は趣の景色。

寒波到来の週末。市内（市街地）は午前中のうちに雪は解け日陰に残る程度でしたが、バスで八瀬を過ぎたあたりから、すっかり雪国の景色。大原の里も一面の雪景色。宝泉院の五葉の松も雪に覆われて冬の風情。

名前が示すように綺麗な蓮の花が有名な大蓮寺ですが、蠟梅や南天、山茶花の樹もあり、春が近づくと、
境内を彩ります。

大蓮寺、蝋梅が見頃となり、境内に甘い香りが漂っていました。

即宗院。関白、藤原兼実の山荘「月輪殿」跡につくられた緑豊かな庭園。書院のガラスは大正時代のもの。

うっすら雪化粧の芬陀院に山茶花の赤いアクセント。冬に咲く花をみるとなんだか暖かな気持ちに・・。

東福寺塔頭寺院、芬陀院。静かな重きの枯山水が薄っすらと雪に覆われていました。雪舟作庭と伝わり、重森三玲が復元された庭。障子のあしらわれた木の葉もいい趣。

京都御苑、蠟梅の花が咲き始めていました。春の兆し・・

今回の京の冬の旅で公開が待たれた東海庵。書院南には七坪の広さに白砂と大小七つの石があしらわれた石庭。

第52回京の冬の旅で公開されている妙心寺塔頭、東海庵。趣のことなる3つの庭園が方丈、書院を囲みます。方丈南は白露地の庭。白砂以外、石すら置かれない究極の枯山水。静謐の美しさ。