京都の観光スポット

れいげんいん

霊源院

一休和尚ゆかりの寺院

建仁寺の南東に位置する、通常非公開の塔頭寺院です。室町時代の応永年間(1394-1428)龍山徳見和尚を勧請開山として創建されました。
当初は霊泉院といわれていましたが、その後霊泉院の僧である瑞巌龍惺(ずいがんりゅうせい)和尚(1384-1460)の軒名である霊源を用いて霊源院とされました。
鎌倉時代末期から室町時代にかけ、京都五山と鎌倉五山の禅僧たちによって栄えた漢文学・五山文学の最高峰寺院とされ、「建仁寺の学問面」の中核を担ったこの寺院から、室町時代の五山派を代表する学僧が数多く輩出されました。
 
また、大徳寺の一休宗純が幼年、師のもとで作詩の法を学んだ事で有名で、床の間には一休禅師の書かれた扇が置かれています。
 

甘茶の寺

甘茶の咲くタイミングに合わせ、本堂前に広がる枯山水庭園「甘露庭」が特別公開されます。甘茶とはガクアジサイの変種。葉を蒸してもみ、乾燥したものを煎じるととても甘いお茶になることで知られています。「甘露庭」と呼ばれる白砂を敷き詰めた枯山水庭園に、新緑と甘茶の木の花とのコントラストを楽しめます。特に甘茶の木は400株もありとても見応えがあります。

2つの茶室

「也足軒」と名付けられた四畳半の茶席は、本堂内ににじり口がある少し変わった構造になっています。建仁寺の開山・栄西禅師は、中国からお茶を持ち帰り、普及に努めたことで「お茶の祖」としても知られています。
また、本堂南側には茶室として一番小さいサイズの一畳台目の茶室「妙喜庵」もあります。一畳台目とは、点前に必要な道具畳と、客が座る一畳だけに切り詰めた、究極の茶室とされています。

御朱印

御朱印

※いただける御朱印の種類は、期間によって変わる場合があります。

所在地
〒605-0811 京都市東山区大和大路四条下ル小松町584(建仁寺境内内)
開基
龍山徳見
交通アクセス

京阪電車「祇園四条駅」下車、徒歩12分
阪急電車「京都河原町駅」下車、徒歩10分
市バス「清水道」下車、徒歩5分

公式ウェブサイト
http://www.reigenin.jp/
備考

通常は非公開

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※ [  ] 内は、霊源院からの直線距離

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※ [  ] 内は、霊源院からの直線距離

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