穴太寺の緋色
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穴太寺の釣鐘
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穴太寺 あなおうじ

歴史

穴太寺は慶雲二年(七〇五)の文武天皇の御世に大伴古磨によって創立されたと伝われています。
多宝塔の東部を借景にした庭園は、江戸中期から末期にかけての手法を表現した名園のひとつです。
安寿と厨子王丸が山椒太夫に捕らえられ、過酷な責めを受けた時、その苦しみを代わりに受けてくださった仏様といわれている厨子王丸肌守御本尊をおまつりしています。
安寿が厨子王丸を逃がし都へ上る途中、厨子王丸をかくまった寺の一つが穴太寺だったといわれています。
この肌守御本尊を厨子王丸が穴太寺に奉納し供養したと伝えられています。

見どころ

本堂に安置されている釈迦如来涅槃像(なで仏)は、自分の病のある場所と同じところを撫でて、自分の体を撫でると病気を治してくれるといわれています。

所在地
〒621-0029
京都府亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46
TEL
0771-22-0809
創建年
慶雲2(705)年
宗派
天台宗
本尊
聖観世音菩薩
開基
大伴古麿
文化財
木造聖観音立像(重要文化財)
料金
団体400円 個人500円(本堂、庭園)
時間
8:00~17:00
駐車場
有(私営駐車場)(50台・観光バス可)
交通アクセス
京阪バス「穴太寺前」からすぐ
カテゴリー
京都貴船 川床料理 べにや