「ゼイナ・アビラシェド×ヤマザキマリ対談~オリエンタリズムとオクシデンタリズムを超えて:マンガの想像力~」

「ゼイナ・アビラシェド×ヤマザキマリ対談~オリエンタリズムとオクシデンタリズムを超えて:マンガの想像力~」

2017 11 5

この度、京都国際マンガミュージアムでは、アンスティチュ・フランセ関西の主催する「読書の秋2017(バンド・デシネの週末in関西)」のイベントとして、フランスのバンド・デシネ(フランス語圏のコミックスの総称)作家ゼイナ・アビラシェド氏と日本のマンガ家ヤマザキマリ氏をお招きし、トークショーを下記のとおり開催します。
ぜひ御参加ください。

アビラシェド氏はレバノンのベイルートに生まれ、フランスとレバノンでアートを学んだバンド・デシネの作家です。一方、「テルマエ・ロマエ」などの作品で知られるヤマザキ氏はイタリアで美術を学び、米国、シリアなどでの暮らしを経て現在はイタリアに在住しながら活躍している日本のマンガ家です。

本イベントでは、多様な文化に触れてきたお二人の経験を基に、作品制作にまつわる話や異文化から受けた影響など、幅広い話題について語っていただきます。

※サイン会は、当日ミュージアムショップにて対象書籍お買い上げの50名様(先着順)が対象となります。
※サイン会はゼイナさんのみとなり、イベント終了後に開催されます。

【出演者】
ゼイナ・アビラシェド(バンド・デシネ作家)
ヤマザキマリ(マンガ家)

【定員】
200名(先着順)

【参加方法】
事前申込不要 ※当日午前10時より館内でイベント参加券を配布します。

【出演者プロフィール】※敬称略
●ゼイナ・アビラシェド(Zeina Abirached)
1981年にレバノンのベイルートで生まれ、フランス、レバノンで育ったゼイナ・アビラシェドは、レバノン芸術アカデミーでグラフィック・デザインを学び、パリ国立高等装飾芸術学校でアニメーションを専攻しました。モノクロの絵を用いて、1950年代のベイルートと現在のパリを時空も超えて結び付けている「オリエンタルピアノ」は、2015年、カステルマン社より出版された、バンド・デシネと中東の音楽をかけ合わせた彼女の6番目の作品です。この作品は2015年、ベイルートで開催された本の見本市のフランス語作品賞である「フェニックス文学賞」を受賞、2016年のアングレーム国際漫画祭では正式ノミネート作品となっています。

●ヤマザキマリ
1967年に東京で生まれたヤマザキマリは、17歳のときイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻しました。1997年にマンガ家としてデビューし、「テルマエ・ロマエ」、「ルミとマヤとその周辺」、「スティーブ・ジョブズ」などの作品を発表、なかでも古代ローマを舞台にした「テルマエ・ロマエ」は、第10回マンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞に輝き、世界各国で翻訳されました。マンガ以外に、「テルマエ戦記」、「国境の無い生き方」など、文学作品も多数手がけています。シリアに住んでいた経験があり、2016年にはシリアのパルミラ遺跡を舞台にした短編漫画を「ルーヴルNO.9 ~漫画、9番目の芸術~」展のために描き下ろしています。平成27年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。

プレイス
日程・時間
2017 11 5
午後2時~午後4時
事前申込不要 ※当日午前10時より館内でイベント参加券を配布します。
料金
無料(ただし、マンガミュージアムージアム入場料〔大人800円、中高生300円、小学生100円〕は別途必要)
会場・開催場所
京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
交通アクセス
京都市営地下鉄「烏丸御池駅」
市バス「烏丸御池」下車、すぐ
京都バス「烏丸御池」下車、すぐ
備考
主催:アンスティチュ・フランセ関西(旧 関西日仏学館)
京都国際マンガミュージアム/京都精華大学国際マンガ研究センター
協力:河出書房新社、Casterman

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