
明治150年記念 千總の屏風祭
この度、千總ギャラリーでは「明治150年記念 − 千總の屏風祭」展が開催されます。
祇園祭の宵山期間、京都の旧家・商家がこぞって秘蔵のお宝を公開する屏風祭。
千總ギャラリーでは明治時代の屏風が一堂に会します。
‐展覧会概要‐
世の中が大きく動いた明治期、千總においては変革を余儀なくされた挑戦の時代であり、それを乗り越えた飛躍の時代でもありました。
創業以降、京都室町で法衣商を営んでいた千總は、東京遷都により衰退する京都の産業界の中にあって美術染織品に取り組み、その分野のパイオニアとして変革を成し遂げました。友禅染や刺繍の超絶技法によって制作した作品は国内外の博覧会で数多くの賞牌を獲得し、宮内省(当時)のお買い上げとなるなど名声を博します。
その飛躍を支えたのは、京都の日本画家との繋がりでした。千總は以前より交流のあった日本画家たちに美術染織品の下絵を依頼します。彼らの下絵によって千總の美術染織品は高度な描写力と迫力のある画面を実現し、友禅染や刺繍などの染織品を世界と渡り合える芸術としてさらなる高みへと昇華させたのです。
明治維新から150年を迎える本年、当時の千總の飛躍とそれを支えた日本画家達の活躍が伺える屏風作品をご紹介します。
- 日程
- 2018年6月30日(土)~8月26日(日)
- 時間
10:00-18:00
- 日程備考
水曜休館
✴展示替え、特別貸し切りなどで休館することがございます- 料金
入場無料
- 場所
- 千總ギャラリー
- アクセス
地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩約3分 / 阪急「烏丸」駅から徒歩約7分
「伊右衛門サロン京都」内の階段より2階へお上りください- 問い合わせ先
Tel: (075)211-2531 [本社] / (075)221-3133[SOHYA TAS]
もしくは千總HP内問い合わせフォームより
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