禅寺に伝わるものがたり Ⅰ期仏教説話と漢故事
2023年
3月
11日
(土)
~
5月
7日
(日)
禅宗のお寺で目にする絵画の画題は様々です。インドから中国大陸を経て日本にもたらされた仏教の経典に描かれる世界、そして儒教や道教に由来する人物の逸話を描いた作品など、日本では見ることのできない世界を描いた作品が多く伝来しています。日本とは服装や顔貌も異なる人物が、様々な奇瑞とともに描かれた作品は、時代を超えてみる人の想像力をかき立てます。
仏教の教え、禅の教えの中には、数多くの先徳たちの逸話がちりばめられています。それらは経典に文字情報として載りました。さらに、そこに記された仏・諸菩薩や先徳たちは絵画化され、仏教美術が花開きました。
寺院空間を荘厳する様々な作品の意匠には、中国の故事由来の画題も多く取り入れられました。本展観では、仏教説話や漢故事を好んだ禅僧たちの詩文や寺院に伝来する絵画・工芸から、禅林に伝わる様々なものがたりを概観いたします。
- 相国寺承天閣美術館
- 日程・時間
-
2023年 3月 11日 (土) ~ 5月 7日 (日)10:00~17:00 (入館は16:30まで)
- 料金
- 一般 800円
65歳以上・大学生 600円
中高生 300円
小学生 200円 - 会場・開催場所
- 相国寺承天閣美術館
- 公式webサイト・ページ
- https://www.shokoku-ji.jp/museum/exhibition/monogatari/
- 交通アクセス
- 「地下鉄今出川駅」 下車、3番出口より徒歩約8分
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