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奉納の火、天高く

閲覧数 1631 投稿日 2015/08/17

投稿者:
Chiakiのアバター Chiaki

松明の願い

毎年8月15日に行われる、花背の松上げ。
夜、午後9時に近くなると地元の男性陣が法被に鉢巻で松明を手に広場(燈籠木場)へ。
鉦と太鼓が厳かに響く中、竹で立てられた千本の松明(地松)に次々と火が灯されていきます。
愛宕信仰の火除け奉納から発し、時代とともに五穀豊穣、健康祈願、盂蘭盆会の送り火として
地元の方たちの願いを込めて催される火の祭事が幕を開けます。

夏の夜、光の軌跡

やがて準備が整うと地松の中央に立てられた20mを超えるヒノキの大木、燈籠木(トロギ)の先の
大傘に火のついた上げ松(縄の端に檜の木片を結んだもの)が投げ込まれていきます。
揺れる松明と、弧を描き灯籠木へと続く上げ松の炎の軌跡は勇壮かつ幻想的。
はじめは独特の緊張感もあるなか、見守る見学客の歓声に交じり「おとーちゃん、もうちょっとやー
頑張れー」の声援が場を和ませてくれます。

里山、継承の火

開催時間が遅いため、通常の交通機関では日帰りができませんが、
出町柳から往復の臨時バスが運行されます(要予約)。駐車場も設けられ
自家用車で行くことも可能ですが、鞍馬からさらに山間の狭い道路を
かなり奥へ向かいますので、(特に帰りの)夜間の走行は注意が必要。
数か月前の予約必要のようですが、近隣の施設で宿泊もできます。

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