秋の散策~世界遺産・下鴨神社~
糺の森の紅葉
今年の紅葉の見ごろはほとんど終了してしまいましたが、左京区にある下鴨神社では少し散り始めていますがまだ紅葉の景色を楽しむことができました。
広大な糺の森では落ち葉のイチョウからグラデーションがきれいな紅葉までたくさんの紅葉を眺めることができます。
糺の森は普段、あまり明るい色彩を感じることはできないですが、秋から冬にかけて色づく森はいつもと違う雰囲気を持っているので足を運んでみてください。
紅葉の絨毯
糺の森には他にも数多くの樹木が見られます。今回はイチョウや桜は完全に落ち葉になっていますが、散り終わった木の葉も絨毯のようで美しいものです。
夏はマイナスイオンを肌で感じることができ、京都の酷暑でも涼しく過ごせる数少ない場所です。特に日が昇って散歩がてらにお参りするのが非常に心地よく、人も少ないので思い思いの時間を過ごすことができます。
鳥居と馬車
糺の森を抜けるといよいよ鳥居が見えてきます。鳥居の前に2頭のおとなしい馬と共に馬車がいて、料金を払えば馬車に乗ることもできるそうです。
さざれ石
鳥居をくぐると左手に「さざれ石」が見えます。さざれ石といえば「君が代」を思い浮かべますが、さざれ石はもともと小さな石という意味だそうです。
言社
下鴨神社では本堂の前に干支の社があります。自らの干支が描かれている社にお参りすることができます。
河合神社
下鴨神社の境内に美人祈願で有名な河合神社があります。日本三大随筆である「方丈記」を書いた鴨長明は、河合神社の神宮の家系に生まれましたが重職に就くことができず、世を嘆いて方丈記を書いたと言われています。
絵馬になりたい顔を描くことで、美人になれるといわれており大変人気です。
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