
京都、子年に行ってみたい寺社
投稿日 2019/12/25
京都で、子年にちなんだ寺社です。子年の守護本尊は、千手観音菩薩様です。また、守護神は、大国主命様です。ここでは、子やねずみさんに、ゆかりの寺社を紹介。なお、表題の写真のねずみさんは、おみくじです。真ん中は、松ヶ崎大黒天の大黒さまのおみくじです。干支のおみくじがあるのは、上賀茂神社、北野天満宮、八坂神社、石清水八幡宮、城南宮、豊国神社、八大神社、平等寺などですが、正月期間限定のところが多いようで、下鴨神社のように年に一日だけ初干支祭の日限定のところもあります。
1.大豊神社
哲学の道沿いにある大豊神社。狛ねずみさんがいることで、よく知られています。お参りするときの左側に、「豊穣」を表す「水玉」を、右側に「学問」を表す「巻物」を、それぞれ抱えています。少し変わった狛さんがいますので、ゆっくり見てまわってください。

大豊神社
2.松ヶ崎大黒天
ねずみさんがお仕えする神様は、開運招福の大黒天様です。ここは、都七福神の第一番霊場でもあります。なで大黒さんが、おられます。大黒さんのおみくじもあります。大国主命様と大国様は、同じ神様ですが、正式には七福神中の大黒天様とは違います。

松ヶ崎大黒天
3.大黒寺
大黒寺は、伏見五福めぐりのひとつです。なで大黒さんが、おられます。

大黒寺
4.下鴨神社
下鴨神社本殿の前庭に、各干支の守り神を祀った社「言社」があります。どこも大国主命の別名で言霊の働きによって呼び名が変わっています。生まれ年の干支ごとに、お参りをしている方が多いです。生まれ年ごとの絵馬もあります。

下鴨神社
5.いなり大神
伏見稲荷大社の裏参道にある、いなり大神。小さな社ですが、ここに行くと全ての干支の動物の像が祀られています。自分の干支やその年の干支の像にお参りしてみてはどうでしょうか。

いなり大神
6.長安寺(福知山)
福知山にある長安寺、もみじの寺として知られています。ほんとに、全山もみじの木々に囲まれています。ここの、薬師堂内に、りっぱな龍の彫り物がありますが、十二支の動物たちも、それぞれ彫られています。ねずみさんは、大根の上に乗っかっています。

長安寺
7.三十三間堂、地主神社、善行院
千手観音菩薩をご本尊としている三十三間堂、大国主命を祭神としている清水寺内の地主神社もおすすめ。また、妙顕寺塔頭の善行院は洛陽十二支妙見めぐりの第一番札所のお寺さんで、子の方角にあたります。少し入るのに勇気がいりますが、2階に寺務所があります。お正月は、行きやすいと思います。

左上:北野天満宮 右上:松尾大社 左下:豊国神社 右下:護王神社

左:法輪寺境内内 右:大豊神社の土鈴
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