京都、丑年に行ってみたい寺社
今年の初詣は、日にちや時間を分散して、混雑を避けてお詣りください。
京都で、丑年にちなんだ寺社です。丑年の守り本尊は、虚空蔵菩薩様です。また、守護神は、大物主神様です。ここでは、丑や牛さんに、ゆかりの寺社を紹介。なお、表題の写真の牛さんは、おみくじです。左端から順に北野天満宮、城南宮、豊国神社、文子天満宮、菅原院天満宮、北野天満宮です。干支のおみくじがあるのは、上賀茂神社、北野天満宮、八坂神社、石清水八幡宮、城南宮、豊国神社、八大神社、平等寺などですが、正月期間限定のところが多いようで、下鴨神社のように年に一日だけ初干支祭の日限定のところもあります。
1.北野天満宮
学問の神様として有名な菅原道真公をお祀りする天満宮。全国に1万社以上ある天満宮の総本社。境内に約20体の神牛像が安置されています。真っ黒な牛、角がすごく大きい牛、子を連れた牛、御影石の牛、赤目の牛など、いろんな牛さんがいます。撫で牛として、たくさんの参拝者が撫でています。また、拝殿の欄間には、立ち姿の黒牛がいます。今年から、花手水もされています。
2.虚空蔵法輪寺
十三参りで有名な嵐山の法輪寺。本尊が虚空蔵菩薩様で、丑年の守り本尊です。本堂左側に、狛牛が安置されています。ちなみに、右側は、虎さんです。右奥の舞台では、嵐山をはじめ市内が見渡せます。
3.菅原院天満宮
京都御苑の西側、烏丸通に面している菅原院天満宮。菅原氏の邸宅があったそうで、道真公が生まれ育ったところとして知られています。かわいい牛のおみくじがあります。
4.文子天満宮
天神信仰発祥の地といわれています。道真公の乳母の自宅があったところで、最初に道真公を祀ったところだそうです。住宅地の中にあり、地図をよく見ていかないと見つけられないかもしれません。ここも、牛のおみくじがあります。
5.下鴨神社
下鴨神社本殿の前庭に、各干支の守り神を祀った社「言社」があります。どこも大国主命の別名で言霊の働きによって呼び名が変わっています。生まれ年の干支ごとに、お参りをしている方が多いです。生まれ年ごとの絵馬もあります。
6.いなり大神
伏見稲荷大社の裏参道にある、いなり大神。小さな社ですが、ここに行くと全ての干支の動物の像が祀られています。自分の干支やその年の干支の像にお参りしてみてはどうでしょうか。
7.三室戸寺
宇治の三室戸寺には、「宝勝の牛」と呼ばれる牛の像が安置されています。「宝勝の牛」の口の中にある玉を撫でて祈ると、勝運や金運が授かるといわれています。
8.それ以外の天満宮には
錦天満宮、長岡天満宮、吉祥院天満宮、高台寺天満宮、霊光殿天満宮、長尾天満宮、八瀬天満宮、小松天満宮(恵比寿神社内)や菅大臣神社などがあります。
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