京都、寅年に行ってみたい寺社
京都で、寅年にちなんだ寺社です。寅年の守護本尊は、虚空蔵菩薩様です。また、守護神は、大己貴神様です。そして虎は毘沙門天の使いといわれています。ここでは、寅・虎に、ゆかりの寺社を紹介。なお、表題の写真の寅さんは、おみくじです。左から、松尾大社の白虎、八坂神社、勝林寺、両足院の毘沙門天、北野天満宮、豊国神社さんです。干支のおみくじがあるのは、上賀茂神社、北野天満宮、八坂神社、石清水八幡宮、城南宮、豊国神社、八大神社、平等寺などですが、正月期間限定のところが多いようで、下鴨神社のように年に一日だけ初干支祭の日限定のところもあります。
1.松尾大社
平安遷都以来、西方を守護する白虎にゆかりの松尾大社。京都でも、最古の神社のひとつで、酒の神としてよく知られています。干支の大絵馬も掲げられ、お正月にはとても大勢の初詣の人でにぎわいます。ここの、白虎のおみくじは、とても人気があり、売り切れることもあります。
2.法輪寺
丑年と寅年の守護神として信仰をあつめています。本殿前左右に、牛と虎の石像があります。渡月橋を渡ったところにあり、ここから松尾大社まで15分くらい。
3.鞍馬寺
本尊のひとつ毘沙門天が、「寅の月、寅の日、寅の刻」に鞍馬山へ出現したことにちなみ、毘沙門天の使いである虎を、本殿前に阿吽の寅として安置されています。独特の姿の虎です。
4.毘沙門堂
山科にある毘沙門堂。もちろん毘沙門天を本尊としています。桜と紅葉が有名です。
5.両足院
建仁寺塔頭の両足院。入ってすぐに毘沙門堂があります。夏の半夏生の季節などに特別公開されるが、お正月も公開されることが多い。虎みくじや毘沙門天さんのおみくじなどがあります。
6.平安神宮
初詣でたいへんなにぎわいの平安神宮ですが、応天門をくぐり左手に狛虎が安置されています。ちなみに、右手は龍です。
7.勝林寺
東福寺塔頭の勝林寺、ご本尊が毘沙門天です。近年、花手水や御朱印で特に有名になりました。昨年、寅のおみくじがでました。
8.下鴨神社
下鴨神社本殿の前庭に、各干支の守り神を祀った社「言社」があります。どこも大国主命の別名で言霊の働きによって呼び名が変わっています。生まれ年の干支ごとに、お参りをしている方が多いです。生まれ年ごとの絵馬もあります。
9.いなり大神
伏見稲荷大社の裏参道にある、いなり大神。小さな社ですが、ここに行くと全ての干支の動物の像が祀られています。自分の干支やその年の干支の像にお参りしてみてはどうでしょうか。
※当サイトに掲載の内容はすべて掲載時点での情報です。変更となる可能性がありますので、お出掛けの際は念の為事前にご確認ください。