雨…嵐山

緑が洗われ…

メイン画像は臨済宗天龍寺派大本山天龍寺の塔頭寺院
大亀山 宝厳院(だいきざん ほうごんいん)さんの
嵐山借景 回遊式山水庭園 「獅子吼(ししく)の庭」です

庭園「獅子吼の庭」は室町時代に中国に二度渡った禅僧
策彦周良禅師によって作庭され、嵐山の景観を匠に取り入れた借景回遊式庭園です
その名にある「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味であり庭園内を散策し
鳥の声 風の音を聴く事によって人生の心理 正道を肌で感じ心が大変癒する庭ですと
あるように癒される庭園でした(o^―^o)

静かです…

雨が降ったり止んだりの天候だったせいか
お茶席には私と妻だけでゆったりといただくことが出来ました
紅葉のライトアップは時間に間に合わず 外から拝見しておりましたが
これほどまでに広い庭園とは思いもしませんでした

お茶菓子は京菓子處 鼓月さんの宝厳院さんオリジナルの落雁でした
無畏庵さんで贅沢な時間を過ごすことができました。

宝厳院さんと弘源寺さんの 割引共通券を購入して

臨済宗天龍寺派大本山天龍寺の塔頭 弘源寺さんです
画像は「虎嘯の庭」という庭園です
虎嘯(こしょう)とは、「龍吟雲起、虎嘯風生」(龍吟じて雲起こり、虎嘯きて風生ず)と言う語句から名付けられております
この出典は『碧巌録九十九則』によるもので「龍吟」は枯れ枝の間を抜ける風の音を表し「虎嘯」は大地より涌出る朗々たる響きを表す すなわち禅の悟りの境涯を表しています。 嵐山を借景にした枯山水庭園が春の桜、秋の紅葉と調和する景色は嵐山屈指という庭園です

竹内栖鳳とその一門(上村松園・西山翠嶂・徳岡神泉ほか)など
文化勲章受章画家の日本画等の公開があり
幕末に長州藩がつけた刀傷も見所のひとつです
また、毘沙門天立像(国指定重要文化財)も公開がありました

素晴らしい襖絵も日本画の集大成を拝見することが出来ました
これはご自身の目で観賞されてください(o^―^o)

宝厳院さんのHPです→https://hogonin.jp/
弘源寺さんのHPです→https://kogenji.jp/index.html

傷跡

幕末に長州藩がつけた刀傷です(^^;)
経緯はこういう歴史です↓
元治元年(1864年)7月に長州藩兵が京都に入り蛤御門の変が起こりました
蛤御門の変は池田屋事件で多くの長州系の志士が犠牲になったことに対する報復です
長州藩は3方向から京都に向かいこれに対して会津藩と薩摩藩を中心とした幕府軍は
京都御所を守り京都に入ってきた長州軍のうち来島又兵衛が率いる藩兵は
京都市右京区の天龍寺に陣取りました
こちらの弘源寺さんも長州藩士の宿舎でありました
その時 血気盛んな長州勢は弘源寺さんの柱に刀傷を付けています
その個所は数カ所にありました…痛ましい歴史の傷跡でもありますね…。
色々な所に戦いの跡がある…これも京都あるあるです<(_ _)>

雨がいい

雨の京都も最高です!!
GWが雨でも大丈夫です(o^―^o)
梅雨に入って雨が降っていても京都の魅力は
十分に感じていただけます(^▽^)/
個人的には雨や雪の京都が好きです
撮影は大変ですが…(;'∀')

風にも雨にも負けず

カメラマンは大変ですね…(;'∀')と妻が言って撮影した
これは私です(/▽\) モデルリリースOKです!
白い亀のように見えるそうです◑﹏◐
傘をさすことさえ躊躇してしまう人の多さがある時に比べれば
最適な撮影日だと思えました
庭園でも好きなアングルから撮影が出来ましたよ(o^―^o)
時にはレインコートの登場もありますが…
これがなかなか邪魔しますね(^^;) お店に入るときが面倒になります(^^;)
皆様のGWが楽しい京都の旅になりますように…(^人^)

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