日吉大社
日吉大社
日吉大社

日吉大社 ひよしたいしゃ

方除け・厄除けの神社

日吉大社は比叡山の麓に鎮座し、全国にある3800余りの日吉神社・日枝神社・山王神社の総本宮として知られています。創建は崇神天皇7(紀元前91)年と言われ非常に古く、平安京遷都の時にはこの地が京の表鬼門(北東)に当たることから、鬼門除けや災難除けの社として崇敬を受けてきました。また、最澄が比叡山上に延暦寺を建立した際に天台宗の守護神としても崇敬されるようになり、天台宗の本山の天台山国清寺に祀られていた山王元弼真君にならい、山王権現とも呼ばれるようになりました。
境内には約40ものお社があり、全ての神様を総称して「日吉大神」と呼びます。

神猿(まさる)

古来から猿と深い縁のある日吉大社には、神様のお使いとされる「神猿(まさる)」がいらっしゃいます。元々、猿は比叡山に多く生息していたものが、いつのころか魔除けのシンボルとして大切に扱われるようになりました。「まさる」は、「魔が去る」「勝る」に通じるようにつけられた名前であり、縁起の良いお猿さんです。神猿さんは、方除け、厄除け、必勝祈願、合格祈願にご利益があります。

国宝 本殿

国宝の本殿は、日吉造(ひえづくり)と呼ばれる独特の形で造られています。日吉造は日吉大社のみ現存している形で重要な建築様式です。
普通は本殿の前の屋外に置かれている「獅子」と「狛犬」ですが、ここでは木製で作られた獅子が向かって右に、左には狛犬が本殿の上に置かれています。

湖国三大祭 山王祭

延歴10年(791)、桓武天皇が日吉社に2基の神輿をご寄進されて以来1200年以上の歴史を有する山王祭。
西本宮 大己貴神・東本宮 大山咋神のご鎮座の由来をたどりながら、天下泰平・五穀豊穣をお祈りします。祭礼中、山王七社の7基の神輿(1基1500kg)が登場し、桜満開の中、湖国三大祭にふさわしい勇壮な神事が行われます。

県内屈指の紅葉スポット

境内には3000本のもみじやカエデの木があり、一斉に紅葉する様子はまさに「錦秋」の言葉がふさわしい華やかな秋を彩ります。
期間中には様々な神事や行事が行われ、中旬頃から月末にかけてはライトアップも行われます。

所在地
〒520-0113
滋賀県大津市坂本5-1-1
TEL
077-578-0009
FAX
077-578-0134
正式名
日吉大社
創建年
崇神天皇7(紀元前91)年
御祭神
西本宮:大己貴神(おおなむちのかみ) 東本宮:大山咋神(おおやまくいのかみ) 宇佐宮:田心姫神(たごりひめのかみ) 牛尾宮:大山咋神荒魂(おおやまくいのかみのあらみたま) 白山宮:菊理姫命(くくりひめのかみ) 樹下宮:鴨玉依姫命(かもたまよりひめのかみ) 三宮宮:鴨玉依姫命荒魂(かもたまよりひめのかみのあらみたま)
例祭
4月12日~15日(山王祭)
ご利益
方除け・厄除け
料金
大人500円、中高生300円、小学生以下 無料
時間
9:00~16:30
交通アクセス
JR湖西線「比叡山坂本」駅下車、徒歩20分
京阪石山坂本線「坂本」駅下車、徒歩10分
公式Webサイト
https://hiyoshitaisha.jp/

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