広隆寺 こうりゅうじ
- 蜂岡寺
- 秦公寺
- 太秦寺
- 太秦広隆寺
山城最古の寺
広隆寺は秦河勝が聖徳太子から贈られた仏像を本尊として建立した山城最古の寺、本堂(太子堂)には聖徳太子像が安置されています。講堂は柱が赤く塗られているので赤堂ともよばれています。霊宝殿には国内で最も古い仏像と言われている弥勒菩薩半跏思惟像ほかにも重要文化財の仏像がズラリと並び、ゆっくりと見てみたいお寺の一つです。
弥勒菩薩半跏思惟とは
国宝第1号の弥勒菩薩は釈迦の弟子で釈迦の入滅後56億7000万年の後に現れて衆生を救うとされる未来仏です。半跏思惟のかたちというものは、モノを考えている姿です。
太秦の牛祭
太秦の牛祭は京の三大奇祭の一つに挙げられます。広隆寺の境内社であった大酒神社の祭りとして執り行われていましたが、明治に入り暫く中断していました。現在は牛の調達が困難のため不定期に行われています。
平安時代、比叡山の恵信僧都が極楽浄土の阿弥陀如来を願っていたところ、広隆寺絵堂のご本尊を拝みなさいと夢のお告げがあり、恵心は三尊像を手彫りして念仏会を修めました。その後に常行念佛堂を建立し、念仏守護の神、摩吒羅神を勧請して祈祷したのが始まりとされています。
ミシュラングリーンガイド
【弥勒菩薩半跏像】が三ツ星に、
【広隆寺】が二ツ星に、
【講堂】が一ツ星に選ばれています。
- 所在地
-
〒616-8162
京都市右京区太秦蜂岡町32 - TEL
- 075-861-1461
- 正式名
- 広隆寺
- 創建年
- 603年(推古天皇11)
- 山号
- 蜂岡山
- 宗派
- 真言宗御室派
- 本尊
- 聖徳太子(太子殿本尊)
- 開基
- 秦河勝、聖徳太子(発願)
- 文化財
- 広隆寺縁起資財帳・木造阿弥陀如来坐像・木造十二神将立像ほか(国宝) 鉄鐘・木造女神坐像・絹本著色三千仏図ほか(国・重要文化財) 太秦牛祭(市・無形民俗文化財)
- 料金
- 霊宝殿・参拝料 ※未就学児無料、30人以上団体割引
(一般)大人・大学生 700円、高校生 500円、中学生・小人 400円
(団体)大人・大学生 650円、高校生 450円、中学生・小人 350円 - 時間
- 拝観 9:00~拝観終了 17:00 (12月~2月末の間は拝観終了時間16:30まで)
- 駐車場
- 参拝者専用(無料)
バス:30台分
自家用車:50台分 - 交通アクセス
- 市バス「太秦広隆寺前」下車:徒歩約1分
京都バス「太秦広隆寺前」下車:徒歩約1分
京福電鉄「太秦広隆寺駅」下車:斜め向かい側徒歩約2分
★★★ ミシュラングリーンガイド 三ツ星
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