矢田地蔵尊 やだじぞうそん
- 矢田寺
代受苦地蔵
京都の繁華街の寺町通りにある矢田寺。正式には金剛山矢田寺という、西山浄土宗のお寺です。700(白鳳4)年、天武・持統天皇の勅願所として奈良・大和郡山市にあるあじさいで有名な『矢田寺』の別院として創建され、その後、転々と移り、1579(天正7)年、豊富秀吉の命令により、現在の地に建てられました
本尊の「代受苦(だいじゅく)地蔵」と呼ばれる地蔵菩薩立像は、地獄の火焔の中に身を置かれおり、地獄で罪人を救っている地蔵の姿を彫刻して祀ったものと伝えられています。
本堂にかかる梵鐘は送り鐘と言われ、8月16日にこの鐘をついてご先祖様を冥土へお送りするとされています。
六道珍皇寺で迎い鐘をついた後に矢田地蔵尊で送り鐘をつき、夜は大文字の送り火でご精霊をお送りする、京都の伝統的な行事が催されます。
かぼちゃ供養
年の瀬も迫る12月23日の冬至の日には「かぼちゃ供養」が行われます。当日、法要が行われた後、柔らかく煮た栗かぼちゃが無料で接待されます(数量限定)。冬至の日にかぼちゃを食べると、風邪をひかない、中風除けになるといわれていますし、忙しい師走の時期にかぼちゃを食べて一息ついてほしいということで毎年行われています。
ぬいぐるみ守り
ぬいぐるみ守りは住職夫婦によって手づくりされています。良縁成就・安産祈願・無病息災などのご利益があり、このぬいぐるみ守りを求めて全国から人々が訪れます。
- 所在地
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〒604-8081
京都市中京区寺町通三条上ル523 - TEL
- 075-241-3608
- 正式名
- 矢田寺
- 創建年
- 平安時代前期
- 山号
- 金剛山
- 宗派
- 西山浄土宗
- 本尊
- 地蔵菩薩
- 開基
- 満米上人
- 料金
- 境内自由
- 時間
- 8:00~19:30
- 交通アクセス
- 地下鉄「京都市役所前」駅下車、徒歩3分
市バス・京都バス「河原町三条」下車、徒歩3分
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