雙栗神社 さぐりじんじゃ

京都の自然200選/町の天然記念物のクスノキ

クスノキの語源は「奇(くす)しき」という言葉の語義といわれ、古代から霊木として尊ばれてきました。
本殿の北側にある雙栗神社の大クスノキは、樹高30m、根元の回り9.8m、目通りの幹回り535cmの巨樹で、樹齢400~500年と推定されています。樹形も優れ、また樹勢も旺盛であり、クスノキの巨樹として極めて貴重です。
クスノキの傍らには稲荷の祠が祠られ、クスノキには注連が張られるなど、神木とされてきたことがわかります。

粥占神事

1月15日に、その年の穀物の豊凶を占う粥占神事が行われます。大釜に米3合、小豆3合の割合で粥を入れ、竹管を中に入れ、札は釜より出し、神事の後、炊き上げます。 竹管一杯に粥が入っていれば十分といい、豊作になると云われています。

所在地
〒613-0034
久世郡久御山町佐山双栗55
TEL
075-631-6111
正式名
雙栗神社
創建年
不詳
御祭神
天照大神・素盞鳴命・事代主命・応神天皇・比咩大神・仁徳天皇・神功皇后
文化財
本殿(国・重要文化財)
交通アクセス
京阪バス・京阪宇治交通バス「久御山団地口」下車、北へ徒歩約2分

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