
大本山建仁寺 塔頭 西来院・霊源院 特別公開と文化財高精細複製品展示
●非公開寺院「大本山建仁寺 塔頭 西来院」
蘭渓道隆は鎌倉時代の中期に南宋から渡来した禅僧で、鎌倉、建長寺の開山です。
日本に禅宗を広める志をもって来朝し、大宰府に着きました。その後、京都の泉涌寺の来迎院に入り、院主の指示によって鎌倉の寿福寺に赴き、鎌倉幕府の執権北条時頼の厚遇を得て建長寺を創建しました。
その後、後嵯峨上皇の詔(みことのり)により京都建仁寺に住しました。
その時の住持寺が「西来院」です。禅宗寺院の中でも西来院は高僧「蘭渓道隆」の寺として格式、佇まいに大変すぐれた寺院です。
高精細複製品展示:
『八橋図屏風』尾形光琳筆(メトロポリタン美術館蔵)
『江戸風俗図屏風』菱川師宣筆(フリーア美術館蔵)
国宝『山水長巻』雪舟筆(毛利博物館蔵)
『竜虎図屏風』雪舟周継筆(クリーブランド美術館蔵)
●非公開寺院「大本山建仁寺 塔頭 霊源院」
室町時代の応永年間(1394-1428)龍山徳見和尚を勧請開山として創建されました。
当初は霊泉院といい、その後霊泉院の僧である瑞巌龍惺(ずいがんりゅうせい)和尚(1384-1460)の軒名、霊源を用いて霊源院とされました。霊源院の僧には室町時代の五山派の代表的学僧が多く、大徳寺の一休宗純が幼年、師のもとで作詩の法を学んだことで有名です。
文化財特別公開:
一休禅師墨跡
高精細複製品展示:
国宝『上杉本 洛中洛外図屏風』狩野永徳筆(米沢市上杉博物館蔵)
「甘露庭」初公開&夜間ライトアップ
京都の小学生が力を合わせて作った甘露庭。アマチャがたくさん植えられているのが特徴で、手のぬくもりを感じる木庭です。
一休ぜんざいと番茶 600円
小豆汁を食べた一休禅師がそのおいしさに「善哉(よきかな)」と言って以来「ぜんざい」と呼ばれているという逸話があります。一日30食限定。
- 日程
- 2013年11月23日(土)~30日(土)
- 時間
・西来院10:00~17:00(16:30受付終了)
・霊源院13:00~18:30(18:00受付終了)- 日程備考
霊源院は25日(月)拝観休止
- 料金
拝観料:西来院 500円
霊源院 300円
(ともに高校生以下無料)- 場所
- 建仁寺 西来院 / 霊源院
- アクセス
京阪電車「祇園四条駅」下車、徒歩7分
阪急電車「河原町駅」下車、徒歩10分
市バス「東山安井」下車、徒歩5分- 問い合わせ先
京都文化協会:075-354-8195
- 公式Web
- http://www.kenninji.jp/
- 備考
期間中は混雑が予想されますので公共交通機関をご利用ください。
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