建仁寺 けんにんじ
- 東山
- 建仁禅寺
由緒
建仁寺は建仁2年(1202年)、将軍源頼家が土地を寄進し、栄西禅師を開山として建立されました。
京都五山の第3位に列せられ、京都最古の禅寺として大いに栄えましたが戦乱などにより荒廃してしまいます。
天正年間に安国寺恵瓊が方丈や仏殿を移築して復興が始まり、徳川幕府の保護のもと堂塔が再建されました。
臨済宗建仁寺派の大本山であり、高台寺や八坂の塔の法観寺も建仁寺の末寺にあたります。[[[文:hiro(KYOTOdesignフォトグラファー)]]]
茶と建仁寺
建仁寺の開山、栄西は宋からお茶の種を持ち帰ったため「茶祖」といわれています。
禅の修行に茶を取り入れ、茶道の原型である茶礼が生まれました。
境内に植えられている生垣にはお茶の木が使われています。
[[[文:hiro(KYOTOdesignフォトグラファー)]]]
見どころ
建仁寺は多くの文化財を保有しており、書院では琳派を代表する絵師、俵屋宗達の風神雷神図屏風(高精細複製品)が展示されています。
また、方丈には海北友松による雲竜図などの障壁画(高精細複製品)を見ることができます。
方丈の枯山水の大雄苑や中庭の潮音庭などの庭園も見どころのひとつ。
特に潮音庭は季節によって様々な表情を見せ、紅葉の時期には素晴らしい景色となります。
法堂の天上には小泉淳画伯による双龍図があり、108畳にも及ぶ壮大な水墨画は一見の価値ありです。
[[[文:hiro(KYOTOdesignフォトグラファー)]]]
ミシュラングリーンガイド
【建仁寺】が一ツ星に選ばれています。
- 所在地
-
〒605-0811
京都市東山区大和大路四条下ル小松町584 - TEL
- 075-561-0190
- FAX
- 075-561-5777
- 正式名
- 東山 建仁禅寺
- 創建年
- 1202年(建仁2)
- 山号
- 東山(とうざん)
- 宗派
- 臨済宗建仁寺派
- 本尊
- 釈迦如来
- 開基
- 源頼家、栄西(開山)
- 文化財
- 風神雷神図(国宝) 方丈・勅使門(矢の根門)・絹本著色十六羅漢像ほか(国・重要文化財)
- 料金
- 大人 500円
中・高生 300円 - 時間
- 3/1~10/31の期間 10:00~16:30(閉門17:00)
11/1~2/28の期間 10:00~16:00(閉門16:30)
(行事などにより拝観できない場合があります) - 駐車場
- 有り(45台、有料 駐車料金30分200円 拝観者には1時間無料駐車券発行)
- 交通アクセス
- 京阪電車「祇園四条駅」下車、徒歩7分
阪急電車「河原町駅」下車、徒歩10分
市バス「東山安井」下車、徒歩5分 - 公式Webサイト
- http://www.kenninji.jp
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