いのりの四季－仏教美術の精華

相国寺は１３９２年に室町幕府三代将軍、足利義満によって創建された禅宗寺院です。
この６００年、相国寺は京都御所の北にあり、祈りの場として四季が巡ってきました。とりわけ６月の観音懺法、そして１０月の開山忌が盛大にとりおこなわれます。その仏教儀礼は現在も厳修され、季節の移ろいを感じさせる年中行事としても、京の人々の心に刻まれてきたのです。
寺院に伝来する宝物は、それぞれ祈りの場で必要とされた寺宝です。鑑賞するためではなく、仏を、祈りを荘厳するために求められた宗教芸術です。本展観では、相国寺に連綿と続く仏教行事に焦点を当て、承天閣美術館に収蔵されている宝物がどのように各儀礼を荘厳してきたのかをご披露いたします。

日程: 2020年11月1日（日）～2021年1月17日（日）
時間: １０：００～１７：００（入館は１６：３０まで）
日程備考: 会期中無休（但し12/27～1/5迄は年末年始の為休館）
料金: 一般：８００円
６５才以上・大学生：６００円
中高生：３００円
小学生２００円
※障碍者手帳をお持ちの方は御本人様とお付き添いの方１名様迄無料
場所: 相国寺承天閣美術館
相国寺承天閣美術館
アクセス: 京都市営地下鉄「今出川」駅下車　３番出口から徒歩約８分
京都市営バス「同志社前」下車　徒歩約６分
問い合わせ先: 075-241-0423
公式Web: http://www.shokoku-ji.jp/
備考: 新型コロナウイルス感染拡大防止の為、御来館時はマスクの着用をお願いしております。
マスクのご着用をいただけない場合は御入館をお断りさせていただきますので何卒御理解、御協力をお願い申し上げます。
また、大変恐縮ではございますが、当面の間団体様の御入館につきましてはお断りさせていただきます。