
第55回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開
天台宗の寺院である方広寺は、豊臣秀吉が東大寺に倣って大仏(盧舎那仏)を安置するために天正14年(1586年)から十年もの歳月をかけて造られたゆかりの寺院です。
境内には、創建当時の梵鐘が残っており、高さが4.2m、外径2.8m、厚さ0.27m、重さ82.7tで、奈良の東大寺・知恩院・方広寺と日本三釣鐘に指定されています。
この梵鐘に彫られた銘文「国家安康 君臣豊楽」が、徳川家を冒涜するものとされ大坂冬の陣の導火線となったといわれる銘文です。
盧舎那仏坐像、大仏殿の遺物、大黒天像、吉川霊華筆「神龍図」が公開されます。
京の冬の旅初公開です。
- 日程
- 2021年3月1日(月)~4月11日(日)
- 時間
10:00~16:30(受付終了16:00)
- 日程備考
※3/17(水)は拝観休止
- 料金
700円
- 場所
- 方広寺
- アクセス
京阪電車「七条駅」下車、徒歩約8分
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