京都dddギャラリー第228回企画展 ヘルムート シュミット タイポグラフィ:トライ トライ トライ(5/12から開館)

京都dddギャラリー第228回企画展 ヘルムート シュミット タイポグラフィ:トライ トライ トライ(5/12から開館)

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戦後、世界的な影響力を発揮したスイス・タイポグラフィの潮流を受け継ぎ、大阪を拠点に独自の活動を展開したタイポグラファ、グラフィックデザイナーのヘルムート・シュミット。国内外のデザイナーに大きな影響を与えたその実践の全体像を提示する、初の大規模回顧展です。
シュミットの初来日は1966年。バーゼルでエミール・ルーダーらに学び、文字を組むことに心躍らせていた24才の若者は、ルーダーの教えに続くものを日本の地に求めました。一度はヨーロッパへ戻りましたが、1977年に再び来日。以来、2018年に逝去するまで、情報伝達とフリーフォルムという二元性と向き合いながらデザイン活動を行い、商業作品も個人的な作品も、アプローチは違えど分け隔てなく取り組みました。
本展は、シュミットの有名無名の作品やその制作プロセスを、彼がその探求のなかで出会った人々の面影とともに辿るものです。最後までごく個人的であり続けた、人間味あふれるヘルムート・シュミットのタイポグラフィの軌跡をご覧ください。


プロフィール
ヘルムート・シュミット
1942年オーストリア生まれ。西ドイツで植字工見習いを終了後、スイスのAGS(バーゼル工芸学校)で、モダンタイポグラフィの泰斗エミール・ルーダーや、ロベルト・ビュヒラー、クルト・ハウエルトのもとで学ぶ。
バーゼル、西ベルリン、ストックホルム、モントリオール、バンクーバー、大阪、デュッセルドルフで働いた後、1977年より大阪在住。大塚製薬の医薬パッケージやポカリスエット、IPSAや資生堂MAQuillAGEのブランドアイデンティティをはじめ多数のデザインを手掛ける。同時に、『タイポグラフィック・リフレクション』などの自主出版活動も行う。2000 年より2010 年まで神戸芸術工科大学にて、2006 年から1年半はソウルの弘益大学校にて教鞭をとる。
2018 年逝去。

展示企画
阿部宏史(print gallery tokyo)
ニコール シュミット(helmut schmid design)
辰馬知佳子

展示デザイン
長谷川哲也(H TE ARCHITECTS)

主催
公益財団法人DNP文化振興財団

後援
ゲーテ・インスティトゥート大阪・京都
在日スイス大使館

協力
松陽産業株式会社

Poster designed by ニコール・シュミット

プレイス
日程・時間
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11:00~19:00
日・月・祝日休館 ※7/4(日)は特別開館
※土曜・7/4(日)は18:00まで
料金
無料
会場・開催場所
京都dddギャラリー
お問い合わせ
京都dddキ゛ャラリーTEL:075-871-1480 FAX:075-871-1267
交通アクセス
■ 地下鉄東西線 太秦天神川駅1番出口 徒歩3分
■ 嵐電嵐山本線 嵐電天神川駅
■ 市バス・京都バス 太秦天神川駅前下車
※当ギャラリーには、一般のお客様にご利用いただける駐車場がございません。公共の交通機関のご利用をお願いいたします。
備考
車椅子用スロープ・多目的トイレ有り

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