第47回 京の夏の旅 文化財特別公開
2022年
7月
9日
(土)
~
9月
12日
(月)
~「膝丸」の伝承をもつ門跡寺院の名刀~
平安時代に嵯峨天皇が営まれた離宮をお寺に改め、代々天皇や皇族が住職をつとめた門跡寺院の大覚寺。宸殿(重文)や、御影堂、五大堂などが回廊で結ばれ、今も王朝の雅な雰囲気を漂わせています。
特別公開の霊宝館では、源義経も使用した源氏の重宝との伝承を持つ太刀「薄緑(膝丸)」(重文)を特別展示。新調された刀箱や白鞘、はばき、刀箱覆、押形(おしがた)なども特別展示されます。また大覚寺の本尊である平安時代後期の仏師・明円作の「五大明王像」(重文)や「五大明王像」(うち3体が重文)など、大覚寺に伝わる寺宝の数々も拝観できます。
兄弟刀 再び!「髭切」と「膝丸」 同一期間(7/9~9/12)公開!
試し斬りで人を切れば髭まで見事に斬った「髭切」と、膝まで斬り下げた「膝丸」は平安時代、源満仲の命で作られた2振の太刀。『平家物語』によれば、2振はその後何度も改名を繰り返し、「髭切」は鬼女の片腕を切り落としたことから「鬼切丸」、「膝丸」は土蜘蛛を退治したことで「蜘蛛切」と呼ばれるなど、数々の伝説に彩られています。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場する源頼朝・義経がそれぞれ所持したとも伝わる「兄弟」の刀が北野天満宮と大覚寺で同時期に展示されます。
※諸説あります
- 大覚寺
- 日程・時間
-
2022年 7月 9日 (土) ~ 9月 12日 (月)9:15~16:45(16:15受付終了)
※通常拝観(入山)受付を16:00までにお通りください。
*霊宝館内の混雑状況により30分間隔・入替制での拝観をお願いする場合があります。 - 料金
- 小学生以上 500円
※別途通常拝観料要(大人 500円/小中高生 300円)
*記念品付き - 会場・開催場所
- 大覚寺 霊宝館
- 公式webサイト・ページ
- https://ja.kyoto.travel/specialopening/summer/
- お問い合わせ
- 京の夏の旅コールセンター TEL:075-585-5181(9:00~17:00)
- 交通アクセス
- 市バス・京都バス「大覚寺」下車、徒歩約1分
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩約15分
京福電鉄「嵐電嵯峨駅」下車、徒歩約20分 - 備考
- ご希望の時間帯に確実に拝観されたい方は、インターネットの事前予約をおすすめします。
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