あなたの髪にもご利益が…「御髪神社」

日本で唯一、理容・美容の祖を祀る神社

京の街で人気の観光名所のひとつ嵐山、源氏物語にも登場する野宮神社の横を西に延びる竹林の道を抜け、トロッコ列車で有名な嵯峨観光鉄道の「トロッコ嵐山駅」から見える小倉池の畔にあるのが、今回ご紹介する御髪神社です。

理容・美容業の祖といわれる鎌倉幕府御用達の髪結師・た藤原采女亮政之(ふじわらのうねめのすけまさゆき)をご祭神として祀り日本で唯一の「髪にご利益がある」といわれるこの神社は、大日本理容協会理容学校(東京)や帝国理髪学校(京都)で教鞭をとり、理容・美容教育の確立とその発展に寄与した児玉林三郎氏によって昭和三十六年(1961年)に創建された新しい神社です。

髪へのご利益

御髪神社の境内には、髪塚と呼ばれる石塚が建っています。

髪塚に髪への願いを込めながら切った髪の毛を献納袋に入れて納めるとご利益があるといわれています。

参拝させていただいた日(時)には社務所が開いていなかったため、神職から詳しいお話を伺うことができませんでしたが、本殿を参拝するだけでも「髪にご利益がある」かもしれません。

というのは、自分自身も大きな円形脱毛症に悩んでいましたが、御髪神社を参拝させていただいた頃から快方に向かい、いまでは脱毛症の跡(部分)に髪の毛が生え揃っています。

私の場合は脱毛症が快方に向かい始めたころに、偶然参拝させていただいたのかもしれませんが…。

御髪神社では、春(4月17日)と秋(11月17日)の大祭に髪の毛への感謝の意をこめて業祖神奉祭(ぎょうそしんほうさい)と髪供養が行われています。

アクセス

嵯峨観光鉄道「トロッコ嵐山駅」下車 駅前
京福電鉄嵐山線「嵐山駅」下車 徒歩約8分
JR山陰本線「嵯峨嵐山駅」下車 徒歩約15分
阪急嵐山線「嵐山駅」下車 徒歩約20分

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