智積院

智積院

智積院は和歌山にあった根来寺の塔頭でしたが、豊臣秀吉の根来攻めで全山炎上してしまいました。
その後、徳川家康に豊臣家ゆかりの豊国神社と祥雲寺の土地・建物を与えられ、京都の地で智積院は復興しました。
国宝に指定されている長谷川等伯一派の障壁画は祥雲寺にあったといわれています。

金堂

現在の金堂は弘法大師ご生誕千二百年の記念事業として昭和50年に建設されました。
以前の金堂は元禄14年(1705)に桂昌院の寄付などを元に建立されましたが、
明治15年(1882)に焼失しました。金堂内には大日如来像が安置されています。

明王殿

明王殿は明治15年に焼失した本堂の再建のため、京都四条寺町の大雲院の本堂を譲り受けたものです。
ご本尊は不動明王で、明王殿は不動堂とも呼ばれています。

名勝庭園 利休好みの庭

この庭園は祥雲寺の時代に原型が作られたといわれています。
中国の廬山と長江をモデルにしており、国宝の障壁画が飾られていた大書院から庭園を眺めることができます。
廬山をかたどった築山には石組や刈り込みを配し、池は縁の舌まで入り込んでいます。
5月から6月のさつきの頃が最も華やかになります。

アクセス

京都府京都市東山区東大路通り七条下る東瓦町964番地

・JR京都駅より市バス 東山七条下車下車
・京阪七条駅より徒歩約10分

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