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![よしかわまり](/storage/images/icon_image/m/kd262_icon_image-262-1713951686-5a14cbde93a133db2a8b6dd37ed9bd38.jpg)
正伝永源院 春の庭園特別公開・寺宝展 ~平成27年5月6日(水)
深緑とつつじと・・・
この日は雨模様。本降りになるにつれて人通りも少なくなった祇園を抜けて、建仁寺の塔頭の一つ、正伝永源院へ急ぎます。
年に数回の特別公開、今回はつつじの庭園と茶道具をはじめとする寺宝、そしてお茶席が楽しめます。深く輝きはじめた緑と、そしてつつじが鮮やかです。
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静寂に響く雨音と、そして・・・
ご本尊の釈迦如来を拝んで振り返ると、池泉回遊式庭園が見渡せます。しだれ桜も散りゆく花びらの最後の美しさを見せてくれています。
係の方のご案内を聞きながら眺めていると、なにやら皆さんの視線とカメラのレンズが集まっています。その先には・・・鷺です。
獲物を狙っているのでしょう、水面をじっと見つめ、ときどき足踏みをしながらもその場を離れません。ぱらぱらと響く雨音と、鷺の一挙手一投足にささやかに沸く歓声。
天候や時間帯にかかわらず、京都がいつでも楽しめるところであると実感できました。
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お茶席
拝観料に別途、希望すればお茶とお菓子をいただくことができます。
お干菓子は、建仁寺と特別にかかわりがあるお店のものだそうです。こうしてひっそりと教えてもらえると、さらに名残惜しくなる!口の中で広がる和三盆の味わいが印象的でした。
また、同じお部屋には永楽善五郎の作品とお花、そして虎の絵の屏風がしつらえてありました。目の前にはつつじの庭園。贅沢な時間です。
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細川護煕氏筆の襖絵
このお寺は織田家と細川家にゆかりがあり、寺宝の茶道具もさることながら、細川護煕氏の襖絵も見せていただけます。
四季の京都を描いた4枚の作品のうち、今回は東山と鷹峰の山々が広がる2枚でした。
お部屋の真ん中に正座をしてみると、同じ目線で一面ぐるりと、幻想的な世界に浸ることができます。毎年、何度見ても思わず座り込んでしまうくらい。おすすめです。
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つつじの庭園特別公開と寺宝展
期間:~5月6日(水)
時間:午後10時~午後5時(受付は~午後4時)
拝観料:大人500円・中高生300円・小学生以下無料
お茶席は別途500円
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