「第5回創作作品展」 ~京菓子講師倶楽部~

創作和菓子の作品展

1月30日(土)~2月1日(月)、京菓子講師倶楽部主催の「第5回創作作品展」が開かれました。
昨年も見に行かせていただいてとても興味深かったので今年も行ってきました。
会場は岡崎にある京都市勧業館「みやこめっせ」。平安神宮や京都国立近代美術館の近くです。
京都の和菓子職人の先生方と和菓子教室の生徒の方の作品が展示されていました。
会場内の見学は無料です。

繊細な技術とセンスに感嘆!

まずは講師の先生方の作品を拝見。
昨年も感じましたが、繊細な技術や美しい色・立体感に驚かされます。
空間を活かした絵画のような作品。
本物のようにリアルな花や鳥。
陶器と和菓子のコラボレーション作品。
どうやって会場に持ってきたのだろうと感じるような大作など。
昨年よりも多くの作品が展示されていて見ごたえがありました。
ガラス越しではなく直接間近に見れるのがうれしい所です。

生徒さんの作品も素晴らしい!

和菓子教室の生徒さんの作品も展示されていました。
アートなものやポップな作品など、生徒さんの個性が表れています。
ひなまつりや今年の干支の猿などかわいらしいものもたくさん。
生徒さんの技術も素晴らしいです。

和菓子作りを体験

別のブースでは講師の先生方による和菓子教室が行われていました。
500円でチケットを購入すると和菓子作りを体験できます。
昨年は茶巾絞りという比較的易しい技法で作ったのですが、
2回目の今年は指とへらで仕上げる難易度の高い技法を選ぶことにしました。
先生の見本を見ているといかにも簡単に仕上がるのですが、実際に自分でやってみるとものすごく難しい。
何十回と練習を繰り返し、本番ではなんとか形になりました。
同じ色や材料でも指やへらの使い方によっていろんな意匠ができることがわかりました。
改めて和菓子の技術の繊細さと奥深さを感じた1日でした。

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