京都御苑は桜の名所
京都御所の一般公開に合わせて多くの方が京都御苑に来られますが、広大な土地を活かした植物園的な楽しみ方があるのをご存知でしょうか。例えば、早春には梅、桃、桜の様々な品種が花を咲かせ、訪れる人の目を楽しませてくれます。中でも桜は苑内に1100本も植えられていますし、京都市内で一番の早咲き桜がお花見の季節到来を教えてもくれます。
また朝陽に輝く桜は一際美しく、観光で京都に宿泊される方にはお薦めです。もちろん早起きしないとご覧になれませんが・・・。
本レポートは京都御苑の桜にフォーカスを当てるため、説明文はほとんどありません。美しい桜の数々を写真でお楽しみください。
”出水の小川”の枝垂桜
京都御苑の中ほど、御所の南側を流れる”出水の小川”近くに咲く枝垂桜です。枝振りが整っており、遠目からはピンクの傘のように見えます。
桜の滝
天空から流れ落ちる滝のような桜も素敵ですね。
光り輝く桜
色も花の厚みも薄いデリケートな桜は、光と組み合わさって様々な表情を見せてくれます。
早朝、朝日に染まる桜
4月初旬の早朝に、京都御苑で撮影した枝垂桜です。
青空、松、池と桜のコラボ
青空を背景に撮影した枝垂桜です。4月初旬の早朝、京都御苑にて。
糸桜が紅白桜合戦!
4月初旬の早朝に、京都御苑の北の端に位置する近衛邸跡で撮影した枝垂桜です。
青空に透明桜
青空に恵まれると、逆光で桜が透き通って見えます。花弁の色も厚さも薄い桜ならではの光景ですね。
桜の五月雨
満開の桜も美しいですが、少し蕾が交じる七分咲きくらいが、良いと思います
早起きは、桜ショットの得
朝7時前だと、花見客はほとんどおらず、せいぜいアマチュア写真家か地元の散歩客くらい。人の入らない風景を堪能できます。
桜の手入れも万全
京都御所のある御苑だけに、広大な敷地は隅々まで手入れや掃除が行き届いており、京都市のど真ん中にもかかわらず、赤松、黒松、楠の巨木が聳え立ち、桜の枝振りも剪定で整えられています。これだけ気持ちよく歩ける空間は、日本有数と思います。
桜、空を覆い尽くす
こういう景色を見ると、細々したことは忘れて、リラックスできますね
桜の満員電車?
桜が美しく見える秘訣の一つは、花の数が飛び抜けて多いこと。梅や桃は一つの花芽から1,2個しか花が咲かないのに、桜は4,5個も咲くそうです。結果、花が隙間なく空間を埋め尽くし、花の雲のように見えます。
青空に一際映える白桜
満開時の枝垂桜は、桜の雨、桜のシャワーといった表現がピッタリの光景を見せてくれます。
月と桜で美の競演
夕方というより、日暮れまで時間のある遅い午後に京都御苑で撮影した月と桜のツーショットです。
小さめの花が奥ゆかしい
京都御苑でも早咲きの、近衛邸跡の枝垂桜です。この桜と本満寺の枝垂桜が、京都市内では一番早咲きと言われます。
朝日に染まる枝垂桜、再び
朝日が当たると、暖色系が強調されて赤みが増し、独特の色合いを見せてくれます。
濃過ぎず薄過ぎず、絶妙のピンクと白・・・
桜の景色は何度見ても飽きませんね。日本人の琴線に触れるよう、DNAに書いてあるとしか思えません・・・
マトリックスの文字の雨ならぬ、御苑の桜の雨
SF映画「マトリックス」でコンピュータのモニタ画面を、雨のように文字が流れるシーンを思い出しました。
京都御苑の桜を大特集しましたが、これで終わりです。お付き合いいただき、ありがとうございました。機会があれば、早朝の京都御苑でお花見をお楽しみください。
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