京都で桜を愛でるなら(1)~山科・琵琶湖疎水

京都の東、滋賀県に隣接する山科

京都の桜の見頃は4月の第一週あたり。
桜の名所はたくさんありますが、僕が毎年足を運ぶのは山科から東山、岡崎周辺です。
住まいが滋賀の大津にあるので、近場なんですよね。
今回紹介するのは京都の東の外れ山科。
琵琶湖がある滋賀県との県境に位置する地区です。

琵琶湖から流れる疎水沿いに咲く約660本の桜

明治時代に琵琶湖の水を利用するために人工的に水路が建造されました。
琵琶湖疎水です。
琵琶湖の水は疎水を通して、山科、東山、岡崎へと流れ、
水道水や工業用として、京都市民の生活に欠かせないものになっています。

疎水沿いには遊歩道が設けられ、沿道には約660本もの桜並木があります。
4月初旬には満開の桜が約4キロメートルの沿道を埋め尽くします。

JR山科駅から疎水まで約10分。毘沙門堂へ行く途中にある

琵琶湖疎水沿道に行くには、JR山科駅もしくは地下鉄山科駅から毘沙門堂を目指して歩けば10分くらいで行けます。
京都の桜の名所にしては人も少なく、落ち着いて花見が楽しめます。

山科には桜の名所として有名な醍醐寺もあり、疎水の桜を鑑賞したあとは地下鉄で醍醐まで。
もしくは蹴上まで行って、インクライン、南禅寺、哲学の道の桜を鑑賞するのもいいですね。

画像は2016/4/8に筆者が撮影

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