三千院のお地蔵さんたち

京都大原三千院には、たくさんのお地蔵さんたちがいます。わらべ地蔵の庭だけでなく、寺域内のいろいろなところにおられます。そんな、お地蔵さんたちを、少し紹介。

わらべ地蔵の庭

往生極楽院前の苔に覆われたところに、わらべ地蔵の庭があります。彫刻家、杉村孝氏作のわらべ地蔵さんが。その苔むした様子からは意外な感じを受けますが、平成になってからおかれたようです。今では、すっかりお庭になじんでいます。杉村孝氏は、静岡の方なので東海地方のたくさんの寺院にわらべ地蔵さんがおられます。特に、静岡市の寶泰禅寺にはすごく多くのわらべ地蔵さんが、しかもユニークなお地蔵さんがおられます。京都では、南禅寺塔頭の牧護庵にも置かれていますが、門前のわらべ地蔵以外は、門内のお庭の中にあり拝観することはできません。

往生極楽院東側の斜面に

往生極楽院の東側斜面にも、小さなお地蔵さんがおられます。遠いので、よ~く見ないと見つけられないかもしれません。

律川を渡ったところ

石仏の前、川沿いに、小さなお地蔵さんが石の上におられます。
そして、川沿いに登っていくと以前からの二体のお地蔵さんが。ここ最近は、このお地蔵さんの前に多くの石が積まれるようになりました。そして、その奥にも最近、六体のお地蔵さんが新しく加わりました。そのユニークな姿で、見る者を楽しませてくれます。

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