
桜の季節の善峯寺
投稿日 2018/03/26
善峯寺は徳川五代将軍綱吉の母、桂昌院ゆかりの寺です。春は桜、初夏には紫陽花、秋は紅葉と、一年を通して境内は華やかに彩られます。
四月、山々は彼岸桜、しだれ桜、山桜、ぼたん桜などで桜色に染まります。境内にも100本以上の桜があり1ヶ月近く桜を楽しむことが出来ます。

奥の院より遠景@写真提供 善峯寺
桂昌院しだれ桜
経堂は宝永2年(1705)建立、徳川五代将軍綱吉の母、桂昌院により寄進されました。
桂昌院がお手植えしたと言われるしだれ桜は樹齢300年に及ぶ名木です。
またこの桜はもみじとの合体木で、二本が絡み合った結び木となっています。

桂昌院しだれ桜@写真提供 善峯寺
白山さくら苑
春はしだれ桜、夏は紫陽花が一帯を彩ります。寛徳2年(1042)2月1日の夜に白山明神がこの地に現れて、法華経経巻と浄水を授け、翌日に五色の雪が降ったと伝えられます。それによってこの地は「白山」と呼ばれているそうです。

白山さくら苑@写真提供 善峯寺
例年の桜の見ごろ
善峯寺の例年の桜の見ごろです。
なお、年によって大きく時期が変ることがあるので詳しくは善峯寺の公式twitter(https://twitter.com/yoshimine1029)などで必ずチェックしてください。
■彼岸桜
経堂付近 4/3前後
■しだれ桜
桂昌院お手植えしだれ桜 4/7前後
多宝塔南下 4/5前後
白山社周辺 4/12前後
釈迦堂周辺 4/16前後
薬師堂周辺 4/14前後
■山桜
山門付近 4/12前後
ぼたん桜
多宝塔北 4/26前後
関連するレポート記事

京都で待ってるから、紅葉の季節
そこにあるのが、当たり前にも感じてしまう京都の寺社、その紅葉。それが、どんなに 貴重で大切なものか、それを守るのにどれだけの時間と手間がかかっているのか。...

京都で待ってるから、春、桜色の京都
春は、京都中が桜色に染まります。寺院塔頭のそばだけでなく、川や疏水の流れに沿って 咲き誇る桜たち。京都らしい写真が撮れるのは、清水寺、南禅寺、東寺、真如堂...

京都で桜を愛でるなら(2)~蹴上インクライン
琵琶湖疎水は昭和23年まで、舟運ルートとして活用されていました。 疎水上を運行してきた舟は落差の大きい蹴上に入ると、水から上げ、インクラインを使って舟を南...
※このページの内容は掲載時点での情報です。変更となる可能性がありますので、お出掛けの際は事前にご確認ください。