菊水鉾2019お茶席レポート

祇園祭の山鉾の「お気に入り」を見つけるのも楽しみ方のひとつだとききます。
お茶席をと思われる方は、ぜひ菊水鉾へ。

不老長寿のシンボルとして菊はよく知られていますが、そのもととなった菊慈童伝説があります。

それは、ある経文の一部が書かれた菊の葉から滴った露が川の中に落ちたのですが、その大きな霊力から、川の水を飲んだ人皆が長寿で病気しらずとなったというものです。

菓子はその名も「滴り」。霊力をもった甘露の色なのでしょうか。つるっとみずみずしい食感も、この時期には涼を感じます。

皿は持って帰れます。今年はうすい緑色ですが、「前はうすい茶色で、それもとてもきれいだった」「いまでも使っている」との声も聞こえてきました。

来年も楽しみです。昼には長い列ができていましたが、日が暮れて19時以降になると比較的並ばずに入ることができました。ぜひご参考に!

※当サイトに掲載の内容はすべて掲載時点での情報です。変更となる可能性がありますので、お出掛けの際は念の為事前にご確認ください。

京都貴船 川床料理 べにや