【大本山東福寺】青もみじライトアップ

臨済宗東福寺派大本山である東福寺。「八相の庭」と称される本坊庭園、東福寺三名勝のひとつ「通天閣」など言わずと知れた東福寺の絶景が、すがすがしい初夏から夏の夜にライトアップされます。なんと史上初!

秋の紅もみじのライトアップは、言わずもがなの美しさですが、濃淡入りまじった緑に光が映える今回のこの青もみじも必見。とくに日が完全に落ちる前、あたたかな夕日の差すなかに、薫風を感じながらの散策も一興です。徐々に暗くなっていく美しさの変化も素敵ですね。

この東福寺は、藤原一門でときの摂政関白、九条道家によって建立されました。大きな伽藍をもつこの東福寺は、19年もの歳月をかけて造られたそうです。

「東福寺」の名の由来に、奈良の東大寺と興福寺があるということはよく知られていますが、道家は発願文に「洪基を東大に亜(つ)ぎ、盛業を興福に依る」と残しています。

東福寺とその多くの塔頭は、北谷、中谷、そして南にある小さな渓谷を取り入れています。散策中、せせらぎの音が聞こえてくるのはここを流れる川からです。そしてそれらにかかる通天橋、臥雲橋からの眺めは、もちろん東福寺散策の醍醐味のひとつです。

東福寺を詠んだ和歌には、数ある秋の絶景のものの中で、深緑の季節を詠んだ九条武子の歌があります。

老僧の 紫衣もみどりに そみつべき
通天橋の 若楓かな

まさにあたり一面に広がってどこまでも続く、奥行きある緑色に吸い込まれるような思いがします。

東福寺国宝ライトアップ特別夜間拝観・青もみじライトアップ特別散策

渓谷を埋め尽くす青もみじが壮麗な大伽藍・東福寺で、史上初の新緑ライトアップ。

「Light of Hope for the Future~未来を照らす希望の光~」をテーマに、会場の一部ではブルーのライトアップを実施されます。

【ライトアップ 見どころ】
・日本最古の巨大山門『三門』(国宝)
1425(応永32)年、室町幕府第四代将軍・足利義持が再建した五間三戸二重門。現存する禅寺の三門としては日本最古のもので、国宝に指定されています。

・東福寺三名橋の一つ『通天橋』
仏殿・方丈から開山堂(常楽庵)に至る渓谷「洗玉澗(せんぎょくかん)」に架けられた橋廊です。1961(昭和36)年に再建されたもので、ここから望む新緑は絶景です。

・国指定名勝『東福寺本坊庭園』
方丈の東西南北に四庭が配された『八相の庭』。鎌倉時代庭園の質実剛健な風格を基調に、現代芸術の抽象的構成を取り入れた近代禅宗庭園の白眉として、世界各国に紹介されています。

・愛染明王を祀っている『愛染堂』
朱塗り柿(こけら)葺きの八角円堂。南北朝時代の建築で、1937(昭和12)年に万寿寺より移されました。

・仏殿兼法堂として再建された
重層入母屋造の建物『本堂』
1934(昭和9)年築、重層入母屋造の大建築です。天井の「蒼龍図」は、堂本印象筆。

【イベント詳細】
・日程
2021年6月4日(金)~8月9日(月)

・時間
午後6時30分~午後9時30分(最終入場午後8時)

・日程備考
6月14日は公開除外日

・料金
事前インターネット予約:2,500円(お土産付き)

・当日受付:2,800円
小学生以下無料

・場所
臨済宗大本山 東福寺
東福寺

・アクセス
JR/京阪東福寺駅より徒歩10分

・問い合わせ先
東福寺ライトアップ運営事務局 株式会社近畿日本ツーリスト関西 京都支店
平日10:00~17:00
TEL:075-255-4891
MAIL:kyoto-chiiki@or.knt.co.jp

・公式Web
https://lightup.tofukuji.jp/

取材:よしかわまり
取材日時:2021/05/22

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