京都の紅葉~ 叡山電鉄沿線~
貴船神社
「京の奥座敷」貴船界隈は秋になると紅葉に鮮やかに彩られ、ライトアップイベント「貴船もみじ灯籠」期間中には、灯篭の灯りにつつまれます。
※ライトアップに関してはお出かけ前に公式情報をご確認ください。
鞍馬寺
義経・牛若丸のゆかりの地としても、知られています。そして、本殿金堂の前に広がる石床「金剛床(こんごうしょう)」が最強のパワースポットとして人気です。秋には紅葉で見事に彩られます。
実相院
池泉回遊式庭園と枯山水の2つの庭園があります。
新緑、紅葉の頃は、滝の間の、黒い板張りの床に景色が映り込み圧倒されるほど美しい光景が見られ、これは「床みどり」「床もみじ」と呼ばれる珍しいものです。「床みどり」は春の曇りの日、「床もみじ」は秋の晴れの日が一層美しく写ります。
圓通寺
一面の苔の中に約40の石が配されている枯山水庭園は後水尾上皇本人も石を配し作庭に携わったとも言われています。平らな庭に造られた平庭式の枯山水、直線的な生垣、そして奥にはなだらかな稜線を描く比叡山の対比がとても美しいです。国指定名勝。
小さな庭には苔が広がり、秋は紅葉が綺麗です。客殿前に座り、庭園から比叡山を眺めていると心が休まりそうな感じがします。
蓮華寺
庭園には、種々の石造品があります。その中でも「蓮華寺形灯籠」と呼ばれる六角形の急勾配の笠をつけた特徴的な石灯籠は江戸時代には茶人たちに好まれ、その庭園は茶席の庭によく使われた、と伝えられています。石川丈山による、池泉回遊式庭園も美しく、亀頭石、舟石が池に表情を与えています。
池の周囲には紅葉が多く植えられており、特に秋の季節はコケの緑との対比が見事です。
瑠璃光院
境内随所で数百本のカエデが色付き、鮮やかな紅葉と圧巻の美観を見せる「瑠璃の庭」は絵ハガキのような美しさ。瑠璃色に輝く浄土の世界をあらわした当寺の主庭で、数十種の苔のじゅうたんをぬって一条のせせらぎが清らかに流れます。書院2階の部屋から見える窓いっぱいに広がる紅葉と、その紅葉が机に反射する神秘的な光景は、他ではなかなか見ることのできないため「幻の紅葉」とも呼ばれています。
また漆塗りの廊下は、輝きを放つほどきれいに磨かれているため、ここにも外の紅葉が映し出され「床もみじ」と呼ばれており、こちらも必見です。
※当サイトに掲載の内容はすべて掲載時点での情報です。変更となる可能性がありますので、お出掛けの際は念の為事前にご確認ください。