京都 一乗寺・修学院界隈の紅葉の名所を散策します。
曼殊院
庭園、建築とともに親王の職見、創意によるところ多く、江戸時代初期の代表的書院建築で、その様式は桂離宮との関連が深く「小さな桂離宮」ともいわれています。
洛北屈指の名刹とされている天台宗の門跡寺院で、青蓮院、三千院、妙法院、毘沙門堂門跡と並び、天台五門跡の1つに数えられています。
四季を通して様々な花が咲き誇り、特に、5月の初めごろに咲かせるキリシマツツジは美しく、深紅の花が庭園ととても美しく調和しています。他にも椿、梅、桜、サルスベリ、リンドウ、秋の紅葉も美しく色付きます。
圓光寺
庭園には、洛北で最も古い池と言われる栖龍池があり、紅葉と竹林の中には山手に延びる遊歩道が続き、鐘堂を過ぎ、階段を上ると山上には徳川家康を祀った東照宮があり、裏山からは京都市内の展望や上からの「十牛之庭」が一望できます。
春の新緑、夏の百日紅の花、秋は知る人ぞ知る、紅葉の名所で紅葉時にはまるで燃えるような赤色が美観を呈し、葉が散り始めた後に訪れれば、一面に広がるもみじの絨毯を楽しめます。
詩仙堂
秋になると、庭のあちらこちらで楓が色づきます。その色は、濃赤、赤、オレンジ、黄色など、言葉で表現するのが難しいぐらいたくさんあり、庭中が絵画のように華やかになります。
庭に「ししおどし」があります。日本で始めて「ししおどし」が作られたのが「詩仙堂」です。静かに庭を見て、心を落ち着かせているとき、竹の音が響きわたり、とても風情があります。
赤山禅院
修学院離宮の北西あり、京都の東北表鬼門にあたることから、方除けの神として人々から崇めたてられています。
へちま加持のぜん息封じや京の表鬼門を守る方除けの神として知られています。
「もみじ寺」とも呼ばれるほどの紅葉の名所です。境内と参道のかえでの紅葉トンネルが見事で多くの人々が訪れます。
赤山禅院
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