秀吉ゆかりの「鳴虎」のあるお寺
京の冬の旅
今回は報恩寺さんに参拝いたしました
有名な鳴虎や寺院内は撮影禁止なので庭園や
許可を得た画になります
そして 鳴虎だけではない寺宝がたくさんあり
学生のボランティアガイドさんによる説明がとても
勉強になる知らないことだらけでした(;'∀')
メイン画像は庭になります
庭に一羽のフクロウが…!
苔を小鳥から守っている石の像だそうです(•ө•) ポポー!
鳴虎図
豊臣秀吉公が寺宝の虎の図を聚楽第に持ち帰ったが夜毎吠えて眠れず
寺に返したという「鳴虎図」です
虎の背後には松に二羽のカササギが止まっています
カササギは「カチカチ」「勝ち勝ち」と鳴くことから豊臣秀吉公が縁起が
良いと大変 気に入って持ち帰ったと言われています
今回拝見したのはレプリカでしたが12年に1度の寅年のお正月の三が日は
実物が公開されているそうです なので今年は公開されていました~!
普段は京都国立博物館に寄託されている大黒天像が公開されていました
小槌を手にしていないユニークな大黒天さんでした(o^―^o)
そして鳴虎の画像は石で出来た御朱印帳なのです(◎_◎;)
以前 TVで見たことがあると妻が言っていましたが
ここで拝見出来るとは思っていませんでした。
撞かずの鐘
この鐘は平安時代後期の作で重要文化財に指定されている
特に歴史的な価値があり説明書きによると全面梵字が刻まれた珍しい鐘であり
室町時代には管領畠山持国が陣鐘として使用し
また豊臣秀吉公もこの鐘を使用した まさに由緒正しい梵鐘です
しかし実は怪異があり江戸時代の頃この寺の近くにあった織屋に15才の丁稚と
13才の織女がいました ところがこの二人が仲が悪い
ある時 毎夕撞かれる報恩寺の鐘の数のことで2人は言い争いになる
丁稚は8つと言い織女は9つと言い張る そこで確かめて負けた方が何でも言う通りの
ことを聞くとなり丁稚は前もって報恩寺の寺男に数を尋ねて9つだと言われるや
その日だけ8つにして欲しいと頼み込んだ
そしてその日 報恩寺の夕べの鐘は8回で鳴り終わった
翌朝 報恩寺の鐘楼に首をくくって死んでいる織女が発見された
そしてそれ以降 鐘を鳴らすとその織女の幽霊が鐘楼に現れ不吉なことが
起こるようになりそこで織女の供養をし鐘を撞くのをやめてしまったという(現在でも、大法要と除夜の鐘以外では撞かれることがないという)
なんとも悲しい物語があるのです。
小さなお寺に…
画像の奥には後西天皇皇女 賀陽宮墓がありました
客殿に黒田長政公が死去した部屋があり
長政公の位牌とその父 官兵衛(如水公)の位牌が安置されています
その立派さ大きさに驚きました(◎_◎;)
かつては大寺院だったそうです
室町時代中期までは京都御所 昔の内裏の北東にあり
国宝「洛中洛外図屏風 上杉本」町田本の何れも六曲一双の屏風には内裏の北東に
隣接して報恩寺が描かれているそうです
京の冬の旅 期間2022年1月8日(土)〜3月18日(金)
特典付きのスタンプラリーの3ヵ所を達成致しました!
混雑をさけた時間帯をネットでチェックされて予約し
参拝されることをおススメいたします
1日で3ヵ所巡ることは可能だと思います(o^―^o)/
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