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【京都観光・旅行コース】京の旅~歩いて巡る秋の嵐山~
いにしえから伝わる紅葉 京都嵐山
小倉山
峰のもみぢば
心あらば
今ひと
たびの
行幸待たなむ
貞信公(藤原忠平)がこの美しい紅葉を息子の醍醐天皇にも見せてあげたいと願う句で、秋の嵐山がいかに美しく、人々の心を打ったのかが伝わってくる一首です。嵐山・嵯峨野は平安時代には多くの貴族が癒しを求め、別荘をこぞって作った京都屈指の景勝地で、数々の歌の舞台にもなっています。
紅葉で贅沢な時間、京都嵐山から
紅葉の名所が数多く存在し、ひときわ賑わいをみせます。紅や黄に色づいた木々と、歴史ある神社仏閣が織りなす景色の美しさは時を忘れるほど。贅沢な時間を味わうことができます。
紅葉散策にはまず嵐山のシンボル「渡月橋」へ。
阪急「嵐山」駅または京福電車(嵐電)「嵐山」駅を下車するとすぐに、鮮やかな山々と渡月橋が現れます。
のんびりと散策しながら風光明媚な紅葉をお楽しみください。
渡月橋
桜や紅葉など一年を通して絶景を楽しめる嵐山のシンボル、渡月橋。橋から望む嵐山は季節の調和が美しく、特に桜や紅葉の時期の景色は見事です。平安京の時代から人々はこの景色を眺め、同じ感動を味わってきたのではないでしょうか。地元では、13歳を迎えた男女が法輪寺を参拝した後、渡月橋を渡りきるまで振り返ってはいけない「十三まいり」という行事があります。
![紅葉の嵐山](/storage/images/element_image/single/kd227_pg-38692-1543474858_2-6b84d2622a482ee123410ba0ad88669b.jpg?1543557982)
宝厳院
天龍寺の塔頭寺院のひとつで、春秋に特別公開されるお寺、宝厳院。嵐山を借景とした回遊式枯山水庭園「獅子吼(ししく)の庭」が見事です。「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味で、自然の声・音を聴くこと、肌で感じること、これを「無言の説法」というが、大変心癒されるお庭です。
春は桜・新緑、秋は紅葉、庭園を覆う苔。一年中楽しませてくれます。
※宝厳院は特別拝観期間のみ拝観可能
![宝厳院の紅葉](/storage/images/element_image/single/kd230_pg-38881-1544050438_2-7a99f9f649d9a333f229ad4747a89baa.jpg?1544428470)
天龍寺
京都の禅寺を代表する格式高い寺院「京都五山」のひとつで、その中でも\第一位\に数えられたお寺、天龍寺。
嵐山などを借景として取り入れた、季節感のある「曹源池庭園」は、日本初の特別名勝に指定された最古の回遊式庭園です。
中でも庭園裏の小道の「紅葉のトンネル」は絶好の紅葉スポットです。
また、法堂の天井に大きな龍が描かれた「雲龍図」をはじめ、だるま図など、境内には見どころがたくさんあります。
![曹源池①](/storage/images/element_image/single/kd227_pg-38548-1542796529_2-4cd39116153d0318d11d6fd5ce307391.jpg?1543218866)
野宮神社
嵯峨野の竹林に囲まれ、苔の庭園が美しい「源氏物語」ゆかりの地。神石「お亀石」をさすると、縁結びの願い事が叶うとして有名です。他にも、健康と学問、子宝と安産と商売繁盛、財運と芸能の神様が祀られています。多種多様な御利益を授かりたい方はぜひ!
また、今では日本で唯一残っている「黒木の鳥居」も幽玄な美しさを作り出しています。
![野宮神社 黒木鳥居](/storage/images/element_image/single/kd230_pg-42680-1557746299_2-370a2568775598515e89d62c69188c3c.jpg?1557809812)
竹林の道
数万本の竹が400mにわたって生い茂り、竹林の周りには小径が張り巡らされおり、のんびり歩いていると京都らしい風情をを感じます。
この竹林の小径は、空が見えなくなる程の背丈が高い竹が植えられており、地上から一直線に竹は伸びていきますが、段々と上の方になるにつれて内側に倒れ込んできます。これが左右から道の上を覆いかぶさる様な形になり、その姿は、まるで竹のトンネルをくぐっているような感覚になるとも言えるでしょう。
こちらに植えられている竹は、野宮神社の近くに生えている真竹で、野宮竹とも呼ばれています。
![嵯峨野竹林2](/storage/images/element_image/single/kd127_pg-30363-1507208331_2-41d1ffc000ac23fb220a27d2f65e9923.jpg?1507274906)
大河内山荘
時代劇などで知られる大河内傳次郎が収入の大半を注ぎ込み、30年の月日をかけてこつこつと造り上げた別荘です。庭園は、嵐山から遠くは比叡山、西の保津峡までを借景に取り入れた回遊式日本庭園で、美を追求した傳次郎の情熱が伝わってきます。中ではお抹茶のサービスも♪
![大河内山荘の紅葉](/storage/images/element_image/single/kd230_pg-38878-1544050136_2-003744dd4aad8d882abb544118359b2b.jpg?1544428036)
常寂光寺
百人一首で詠まれる小倉山の中腹に位置し、秋は全山が紅葉に包まれる名所です。「常寂光」といわれるように、山の急斜面を上り下りしながら様々な景色を風雅に楽しむことができます。
カエデに包まれる石段や仁王門周辺、多宝塔から眺める紅葉と嵯峨野の景色は絶景で、また、市内を一望することもでき、優美な京都の景色を楽しめます。
![常寂光寺の紅葉](/storage/images/element_image/single/kd127_pg-31020-1511770607_2-2cf0d1edec3dc0129faa25d92361ad75.jpg?1511854743)
二尊院
釈迦如来と阿弥陀如来の二体を共に御本尊とすることから、二尊院と名づけられました。人生そのものと、その最後に関わられるそれぞれの仏様が並ばれているのは珍しく、深い意義を表しています。
また、参道はその名の通り馬が駆け抜けられるほど広いことから「紅葉の馬場」と呼ばれる紅葉の名所です。参道の両端から色づいた鮮やかな紅葉がせり出すように枝を伸ばす様子はまさに圧巻です。
![二尊院の紅葉2](/storage/images/element_image/single/kd3065_pg-43118-1558832702_2-98a9b444d87e2f7d299444fee3477e5f.jpg?1560146278)
落柿舎
嵯峨野散策のメインストリートに位置する、向井去来(松尾芭蕉の門人)の草庵です。外観は藁葺きの小さな田舎家といった印象で、素朴な佇まいに遠い昔を思わせる風情が残っています。芭蕉がこの草庵に滞在し「嵯峨日記」を記したといわれて以来多くの俳人が訪れ、庭にはたくさんの句碑が建てられています。
また、秋には赤い柿と紅葉が境内を彩ります。
![落柿舎](/storage/images/element_image/single/kd24_pg-6960-1353765327_2-cca41827e153e57255011867748582fb.jpg?1353925491)
清涼寺
浄土宗の元祖、法然上人が釈迦如来像の前に7日間篭られたという由緒ある寺院です。宋から持ち帰られた釈迦如来立像が安置されていることから、「嵯峨釈迦堂」とも呼ばれています。
境内・庭園にはモミジが数多く植えられ、紅葉と多宝塔・池遊式庭園・弁天堂・大方丈などが美しく彩られます。中でも、渡り廊下の窓からの紅葉と弁天堂の光景は「額縁の絵」のようで見事です。
![清凉寺の紅葉](/storage/images/element_image/single/kd229_pg-15668-1416908828_2-dc33da48e20fd0ec1b2bf50ad66b2310.jpg?1454072724)
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